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「50代で人生最大体重に!」見た目の若返りを目指してやっていることは【体験談】

  • 2021.11.15
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50代に入ってから、妊婦時代の最大体重に戻ってしまいました。しゃがめば胸や太ももにおなかがフィット。下着を着てもおなかが隠れない。歩いているとストッキングがずり下がる……。背中を丸めた姿は、まるで動物のトドみたい。私はすでに孫もいるおばあちゃん。孫の世話で悪戦苦闘する毎日なのに妊娠するわけもなく、なぜ妊婦の体重に戻ってしまったのかと首をかしげる日々でした。

日常生活は変わらずなのに、このありさま…

「これまでと生活は何も変わらないのに、なんで体型がベイマックスになっていくの?」「新陳代謝が滞っているから?」。ふと鏡に映る自分の姿を見ると、小さいころに銭湯で見た祖母の体型に似ているではありませんか!「この体型の変化は遺伝かもしれない。あのころのおばあちゃんは、たしか今の私と同じ50代半ばだったはず……」。

私は祖母が大好きだったけれど、小さいながらも祖母を美しいとは感じたことがありませんでした。むしろ、小さいからこそ、「美しくない」という感想はうそのない正直なものでした。そうなると、今の私の体型について周りはどう思っているのでしょう。面と向かって何も言われはしないけれど……。そんなことを考えているうちになんだか不安になってきて、このままではいけない気がしてきました。

フィットネスクラブの門をたたいてみた!

雑誌やネットの広告や、ドラッグストアの商品棚をにぎわす数々のダイエット食品。「ラクに体型を整えてスリムになりたい」「苦労しなくてもスリムなんて、良いなぁ」と思わないわけではありません。けれど、結局はリバウンドして元通りという話もたくさん聞くので、ダイエット食品・サプリ系はちょっと不安。それに、延々とダイエット食品やサプリにお金を払い続けていくのも無理。そんなふうに、あれこれ思案していたころ、ちょうど良いタイミングで3カ月フィットネスクラブ体験のチラシがポストに入っていたのです。

「よし! これはチャンスだ! 行ってみよう!」。そういうわけで、私は体質改善・血行促進を目指して、フィットネスクラブの扉をたたいたのでした。スケジュールを見てみると、ヨガ・スイミング・エアロビ・ZUMBAなど魅力的な講座がそろっています。むくむくと湧いてくるヤル気! 久々の興奮でした。

ついつい運動よりスパに行きがちに

そんなわけでスタートした私のフィットネスクラブ通いですが、どうも施設内にあるスパのほうへ行く回数が増えてしまいがちでして。言い訳がましいですが社会に出て、結婚、出産という人生を送ってきて、スポーツらしきことをほとんどしてこなかった私。そんな私が、アラフィフになって気合いだけで毎日バリバリ運動できるわけもなく、足がスパのほうへ向いてしまうのは自然と言えば自然なこと。「ダメな私」と自分の根性のなさを嘆くときもありました。

でも、それだけではありませんでした。スパではさまざま体型の人が入浴しているので、理想の体型を見つけては「私もあんな体型を目指して頑張ろう!」と思えます。テレビで見る女優さんよりも、目の前を歩いたり、同じスパに浸かっているリアルな理想体型のほうが、“なりたい自分”をイメージしやすいんです。今までのおばあちゃん体型が当たり前だった私の脳に刺激を与えてくれました。

まとめ

若いころと違い、ディスコだ!スキーだ!と激しく体を動かすこともなくなったアラフィフの私。経済的にも自分にかけられるお金は限られています。そんな状況だから、私はゆる~くシェイプアップ。近場で花が咲けば、お花見がてらにウォーキング。たまにはヨガでもして、同じ施設内のスパでリラックスしながらイメージトレーニング。中高年となった今は“無理なく、楽しみながら”をモットーに、体型を整えていくつもりです。意識するだけでも見た目が若返るし、背筋が伸びて呼吸が整い、健康にも良い気がします。息子がデートしてくれるような体型を目指して「レッツ! シェイプアップ!」。理想の体型を目指して頑張る日々です!

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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著者:栞 みさこ

50歳を過ぎてから、なんとなくぽっちゃりしてきた戸惑いレディ。


監修者:医師 黒田愛美先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic副院長。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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