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【青山】ほおずきって食べられるの!?高級ミラクルフルーツがワンコイン!

  • 2021.11.15
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打ち砕かれた幼き日の夢のほおずきとの出会い

こんにちは! 三度の飯より猫が好き。 日常に潜むささやかな幸せ探しが得意な野良ライターの佐伯プリスです。

日本人ならどこかで一度は目にしたことのある『ほおずき』 鮮やかなオレンジ色でキャンディのように光沢のある美味しそうな実を思わずかじってしまった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないしょうか。 ここに居ます。筆者のわたくし佐伯プリスです。 観賞用ほおずきは見た目の期待度を踏みにじる青臭さと苦みがあり、もっと美味しければいいのに…と幼心に嘆きました。 *筆者の幼児期の無知と好奇心による愚行です。 鑑賞用ほおずきには微量のアルカロイドやヒストニンと呼ばれる成分が含まれており、これらは薬にもなりますが毒にもなりますので観賞用ほおずきを口に入れたりしないでください。

そんな想いが現実のものとなりました! 筆者の幼き日の夢「美味しいほおずき」のご紹介です。

出典:リビング東京Web

筆者の幼き日の夢だった『美味しいほおずき』

高級なミラクルフルーツがここならお手頃価格で

食用ほおずきは海外では既にセレブたちが栄養価や美容効果に注目して取り入れているよう で、そのイメージと日本国内では生産者が少ないための希少性からか高価で販売されているのを見かけます。 しかし、筆者は毎週末に開催される「青山ファーマーズマーケット」で生産者の方から無農薬の食用ほおずきをお手頃価格で購入することができました。

出典:リビング東京Web

様々な地域の生産者さんたちの自慢の品があふれた会場

出典:リビング東京Web

会場中ほどにありました目的の食用ほうずき!

『食べられるほおずき』ってどんな味?

食用ほおずきは観賞用の皮も実も鮮やかなオレンジの色のものとは異なり、皮は白っぽくて果実は黄色です。 お味は…これが想像の上を行くジューシーさと香りで、ほおずきと思って口にすると脳が混乱するほどの美味しさなのですが、例えられるようなピッタリの果物は思いつかない、お初でありながらもどこかで食べたことがあるような気もするテイストなのです。 強いてあげるとしたら糖度と酸味のバランスが絶妙なトロピカルフルーツと言ったところでしょうか。(でも、原産は高山地のペルー) 糖度も高く12~15度あるそうですが、適度な酸味があるので甘すぎるという感じはしません。

出典:リビング東京Web

お馴染みのオレンジ色の観賞用ほおずきとは別物

ミラクルフルーツと呼ばれる理由

冬が旬のフルーツは限られてるなか温室などの人口栽培ではなく、自然環境で育ったトロピカルフルーツのような果汁たっぷりの果物は魅力的です。 水分と糖度の高いフルーツは保存が利かない印象がありますが、なんとこの食用ほおずきは驚異の日保ちで収穫後常温放置で1ヵ月近く味の劣化もなく、むしろ追熟されて旨みが増すというのです。 筆者が好きな『太陽の子』はアロマ小物でも置いているかような芳香なので、以前購入した際、通気性のよいネットに入れて吊るして香りも楽しんでいたのですが、3週間経っても実は張りを失わず美味しく頂けました。 (※購入後の保存期間は購入時の実が収穫からどれくらい経過しているかと購入後の保存環境によって異なります。湿度にはとても弱いそうなのでくれぐれもご注意下さい)

初回購入時は「味」のみで即座にリピートしましたが、調べたところ栄養価も目を見張るものがありました。 ビタミンAがトマトの4倍、鉄分はトマトの2.5倍含まれ、ビタミンB群のイノシトールという成分も豊富に含まれているそうです。

出典:リビング東京Web

生食以外にも様々な食べ方が

ややカオスな品種名の数々

現在、国産の食用ほおずきの名称は何種類もあるようですが筆者が紹介しているのは八ヶ岳で無農薬栽培された『太陽の子』という名称のものです。 他には『オレンジチェリー』や『ストロベリートマト』など、『ほおずき』という本体を無視したカオス感たっぷりの名称もあるようですが現物を見ると「言い得て妙」と納得できるかもしれません。

生産者の栽培を始めた当初のご苦労

生産者の鈴木さんは国内の食用ほおずき栽培の先駆者で『太陽の子』の名付け親だそうです。 栽培を始めた当初は参考にできる前例がなかったために苗を植える間隔から試行錯誤するなど苦労が耐えなかったとおっしゃいます。 ようやく土地に適した栽培方法を確立されて安定した収穫ができるようになると、今度は日本での観賞用のほおずきのイメージの強さによる「ほおずきを食べる」ことへの抵抗感を強く持つ方の多さを感じているとのことでした。 試食をしてもらうと気に入ってその場で購入されていく方やリピーターになられる方も多いそうで、ぜひ一度食べてもらえる機会があればとおっしゃいます。

出典:リビング東京Web

八ヶ岳で無農薬で食用ほおずき『太陽の子』を栽培している鈴木さん(『太陽の子』の名付け親)

いつもまで買えるの?

八ヶ岳にある鈴木さんの畑では霜がおりたらその年の収穫は終わりで出店もお休みだそうです。 例年10月末頃には霜がおりて終了するそうですが、今年は11月に入っても暖かい日が続いたため、次回の青山ファーマーズマーケット11/20(土)の分は大丈夫とのことでしたが12月は霜次第とのことでした。(※11/14もファーマーズマーケットはありますが、鈴木さんは出店されていないのでご注意ください。)

国内食用ほおずき第一人者の鈴木さんから直接購入できるチャンスですので、この機会にぜひ足を運んでリビング東京で見たとおっしゃって試食させてもらって下さい。 実際に食べてみたら、「えっ?これがほおずきなの!?」となること請け合いです。 日保ちしますし、手土産にしても話のタネになるのではないかと思います。

出典:リビング東京Web

可愛いパッケージに入って嬉しいワンコイン

出典:リビング東京Web

まだ珍しくて話題性もあるのでプレゼントにも

出典:リビング東京Web

試食で頂いた八ヶ岳産直『太陽の子』うまい!

『バディアス農園 (青山ファーマーズマーケット出店)』 農園URL:https://www.oraho-fujimi.jp/product/houzuki.html 出店予定URL:http://farmersmarkets.jp/ 出店場所:東京都渋谷区神宮前5-53-70 出店日:毎週土日開催のマーケットに不定期出店(出店予定URL参照) 出店時間:10:00~16:00 開催最寄駅:JR線・各私鉄線「渋谷駅」徒歩10分/地下鉄「表参道駅」B2番出口徒歩5分

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