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渡辺徹&榊原郁恵、夫婦円満の秘訣 けんかはいつも食べ物から

  • 2021.11.14
渡辺徹さん、榊原郁恵さん夫妻
渡辺徹さん、榊原郁恵さん夫妻

毎年、この時期になると行われている「いい夫婦パートナー・オブ・ザ・イヤー」。2021年は芸能部門に渡辺徹さん、榊原郁恵さん夫妻が選出されました。「日本一有名な夫婦」と紹介されましたが、意外にも、このような夫婦での受賞は初めてだとか。今年は徹さんにとっては還暦、デビュー40周年と記念すべき年で、そこに「いい夫婦」としての受賞が加わりました。

結婚35年目に入り、夫婦円満の秘訣(ひけつ)は「けんかをすること」だと言います。けんかをしない夫婦はうまくいかないと言うだけあって、授賞式の間も丁々発止、夫婦漫才のようにテンポのいいやりとりが披露されました。

結婚後初のけんかは「ウインナーの色」で…

前日もけんかをしたと笑う徹さんですが、渡辺家のけんかの原因はほぼ、食べ物のこと。これまでも、お話を聞くたびに新しい食べ物が登場するので、次は何だろうとつい楽しみになるくらいです。

振り返ると、結婚して初めてのけんかは「ウインナーの色」。徹さんにとって、ウインナーと言えば赤だったのに、いつまでたっても赤いウインナーが出てこない。初めて、「家を出て行く!!」となった瞬間でした。

コロナ禍のけんかは「デリバリー」。近所のイタリアンで「何にする? ラザニアおいしそうだね。ペペロンチーノもいいね。皆でシェアしよう」と頼んだところ、「私はラザニアから」と食べ始めた郁恵さんが「これおいしい、私、ラザニアでいいわ」と1人で全部食べようとしたところからけんかが勃発。

徹さんの故郷である茨城の名産「納豆」が毎日のように出てきたときには「子どもの頃から毎日食べていたものを、結婚してまで、毎日食べたくない!」と離婚まで口にする事態に…食べ物がきっかけで家出や離婚の話になるのは渡辺家ならではです。

そんなお二人から、これまでを振り返って出てきた言葉は感謝にあふれたものでした。徹さんは今年5月、大動脈弁狭窄(きょうさく)症の手術をし、予定していた舞台を降板、還暦を病院のベッドで迎えることになったのです。

そんな中、郁恵さんから届いた「プラダのポーチ」は最高にうれしかったのだとか。元々は郁恵さんのファンだったところから始まっているので、トップアイドルとして活躍していた頃を知っているだけに、今、徹さんの仕事の裏方を喜々としてやってくれている郁恵さんに感動さえ覚えるそうです。

郁恵さんは、自分の母親と同居して、大切にしてくれている徹さんにとても感謝しているそうです。お母さんをはじめ、友達、親戚、スタッフまで、郁恵さんが大切にしている人やものを同じように大切にしてくれる。徹さんから見れば、郁恵さんが人を大事にするからだということですが、だからこそ、2人の周りは笑顔が絶えないのだと思います。

最後に「生まれ変わったら、また結婚しますか?」の質問に対して、徹さんは「はい」と答えたのですが、郁恵さんは「どうでしょうね〜こればっかりは分かりません」と、何とも現実的な答え。徹さんの「僕には必要な人なんです」と言う強い言葉と、郁恵さんの着物の柄のおしどり、ここに思いがこもっているように見えました。

芸能リポーター 島田薫

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