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こうはなりたくない?!【零落れる】この漢字、自信をもって読めますか?

  • 2021.11.14

習った読み方とは違う読み方をする漢字は、多くありますよね。 今回の漢字である「零落れる」もそのひとつですが、変わった読み方をします。 あなたは、サラッと自信をもって読むことができますか。

(1)見たままでは「零落れる」は読めない……

残念ながら、「零落れる」はそのまま読むことはない漢字です。 習ったとおり読むと、「ぜろおちれる」や「れいらくれる」など謎多き読み方に。 これは「おちぶれる」と読みます。 「習った読み方とまったく違う!」と、思わず叫びたくなりそうな読み方ですね。 基本的には、「おちぶれる」は「落ちぶれる」とあらわします。 そのため、特殊に読むこちらの漢字を知っていると、かなり驚かれるでしょう。 「零落れる」の漢字以外に、落魄れるというのもあります。 (『広辞苑』より)

(2)「零落れる」とはどのような状態のこと?

「零落れる」とは、身分や生活状態が下がって、みじめになる。零落するという状態です。 これは正直、誰しもなりたくない状態でしょう。 たとえば、以前交際していた彼と再会したとき、零落れた状態であれば心底悲しいでしょう。 見た目も生活スタイルも零落れた状態は、いいとは言えません。 ちなみに、「零落」と書くときは「れいらく」と読みます。 (『広辞苑』より)

(3)「零落れる」の語源

読み方である「おちぶれる」の語源を見ていきましょう。 それは「おちぶれる」のもうひとつの書き方である、「落魄れる」にポイントがあります。 先ほども挙げましたが、魄は“たましい”をさし、プラスマイナスが存在。 よく見る“魂”はプラスのたましいに、“魄”はマイナスのたましいをあらわします。 マイナスのたましいが落ちる=気力も何もかも落ちることから、おちぶれるという語源が誕生しました。 魄(たましい)が落ちる、まさにおちぶれにピッタリですね。 「零落れる」の「零」は、「れい」以外に「おちぶれる」「わずか」という意味があります。 意味から、こちらの字も使われるようになったのでしょう。 (『広辞苑』より) 生涯、このような状況にはなりたくない「零落れる」。 どんなときも前を向いて、屈することなく進むようにしたいものです。 豆知識として、まわりの人にも教えてあげてくださいね。 (恋愛jp編集部)

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