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この魚な〜んだ?【公魚】絶対知っているのに読めない漢字クイズ!

  • 2021.11.13

お魚の漢字は、基本的に魚偏が入っていますよね。 しかし、今回のお題である「公魚」は魚であること以外に予想がつきません。 いったい、どんなお魚なのか見ていきましょう。

(1)「公魚」の読み方

このお魚は、よく耳にします。 冬〜春の季節に、氷に穴を開けて釣るお魚のことですが、わかりましたよね? このお魚は「わかさぎ」です。 小さく、天ぷらや佃煮、南蛮漬けなどでおいしくいただくことができます。 釣れたときの感動は、最高でしょう。 (『広辞苑』より)

(2)「公魚」とはどんなお魚?

ここでは、公魚について詳しく紹介していきます。 公魚とは、キュウリュウ科の硬骨魚。 体は細く、体長15cmほどの可愛らしいお魚です。 本州以北の汽水域・淡水域に生息し、結氷湖での穴釣りが有名。 公魚自体の味は淡白で、非常に食べやすくおいしいです。 頭から尻尾まで食べられるため、栄養的にもバッチリなのだとか。 鮮度が命のお魚です。 (『広辞苑』より)

(3)「公魚」にはほかにも漢字がある

「公魚」ですが、じつはほかにも漢字があります。 「若鷺」と「鰙」という2種類の漢字で、どちらも読み方は「わかさぎ」です。 わかさぎだけで、3種類の漢字であらわすことができます。 「公魚」の由来についてはのちほどご説明し、ここでは「若鷺」と「鰙」について。 「若鷺」はわかさぎの見た目、小さく白いことから「若鷺」となりました。 また、鷺が好んで食べていたお魚がわかさぎであることも要因のようです。 「鰙」は和製漢字で、魚偏に幼いという意味のわか=若を当てたとのこと。 これが一番わかさぎらしいと思えますね。 (『広辞苑』より)

(4)なぜ「公魚」とあらわされたのか?

公(おおやけ)の魚が、なぜ「わかさぎ」と読めるのでしょうか。 ここにはしっかりとした理由があり、少し歴史の勉強になります。 江戸時代、霞ヶ浦・麻生の藩主が、11代将軍である徳川家斉に年賀の挨拶として、わかさぎを献上していました。 献上するお魚のことを「御公儀の魚」といったことから、「公魚」ともあらわすことになったようです。 小さいものの、じつは格のあるお魚なのです。 (『広辞苑』より) 若鷺をはじめ、さまざまな漢字をもつ「公魚」。 その漢字であらわされるには、なにかしら理由がありますね。 まだ公魚釣りをしたことがない方は、距離を保ちつつ楽しんでみてはいかがでしょうか。 (恋愛jp編集部)

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