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「『レッド』は私たちのもの」テイラー・スウィフトが再録版で勝利宣言

  • 2021.11.12

テイラー・スウィフトが2012年にリリースした4thアルバムの再レコーディング版となる『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』をリリースした。(フロントロウ編集部)

テイラー・スウィフトが『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』をリリース

音楽マネージャーであるスクーター・ブラウンが自身の過去の音源の原盤権を買収・売却したことをきっかけに、デビューから2018年のレーベル移籍までにリリースした6作のアルバムの再レコーディングを決行中のテイラー・スウィフトが、再録版の第2弾となる『レッド(テイラーズ・バージョン)』をついにリリースした。

画像: テイラー・スウィフトが『レッド(テイラーズ・ヴァージョン)』をリリース

テイラーは現在、ファーストアルバムから6作目の『レピュテーション』の原盤権を自分のものにするために、昨年から再レコーディングを行なっており、今年4月に再録アルバムの第1弾となる2ndアルバムの再録版『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』をリリースしている。

関連記事:テイラー・スウィフトとスクーター・ブラウンによる「原盤権売却騒動」これまでの経緯を徹底解説

テイラーは『レッド(テイラーズ・バージョン)』をリリースするにあたり、インスタグラムで次のように述べている。

「みんなが私を勇気づけてくれていなかったら、失われた芸術や忘れ去られた宝石を発見しながら、立ち返って自分の過去作品を作り直すことができるなんて思ってもみなかった。『レッド』がまた私のものになるけど、これはずっと私たちのものだった。今夜、私たちは再び始まる(Begin Again)の。『レッド(私のバージョン)』がリリースされたよ」

エド・シーランとの初コラボ曲も収録

『レッド(テイラーズ・バージョン)』には、『フィアレス(テイラーズ・バージョン)』と同様、日本語にすると“蔵出し”と似た意味となる「From The Vault(フロム・ザ・ヴォールト)」という文言が添えられた未発表曲が収録されており、本作には9曲が新たに収録されている。

未発表曲のうちの1つ「Run (Taylor's Version) (From The Vault) 」には、「Everything Has Changed」でもコラボしている親友のエド・シーランが参加。テイラーはこの曲について次のようにコメントを寄せている。「この曲は初めてエド・シーランと作った曲で、私たちの友情が芽生えたきっかけでもあるの。彼は私にとってとても重要な人で最も親しい友人の一人なの。私に何かあるといつも支えてくれた。彼と出会った日に作った曲だよ」

また、本作には、以前よりファンの間で話題になっていた10分におよぶ「All Too Well」のロングバージョンも収録。Netflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』で知られるセイディー・シンクと、映画『メイズ・ランナー』シリーズで知られるディラン・オブライエンが出演する同曲のショートフィルムが、日本時間11月13日午前9時に公開される。(フロントロウ編集部)

6作目のアルバムが『1989』となっていたため公開後に記事を修正しました。

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