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土の竜と書いて…?【土竜】この漢字読める人すごい!

  • 2021.11.12

今回の難読漢字「土竜」は、ある動物の名前を漢字にしたものです。 映画のタイトルにもなったことがありますが、あなたは読めますか? わからない方も、さっそく内容を見ていきましょう。

(1)「土竜」の読み方

「土」に「竜」と書く「土竜」ですが、漢字だけみるとかっこよさそうですよね。 実際はかっこいいというより、可愛いに近い容姿であるでしょう。 まっくろい毛に覆われ、ほとんど土の中で過ごしているあの動物です。 正解は「もぐら」と読みます。 映画「土竜の唄」でも使われている漢字なので、読めた方もいたのではないでしょうか。 土竜とはあまり面識がないものの、ゲームや害獣として認識はありますよね。 (『広辞苑』より)

(2)「土竜」はどんな生き物?

広くはモグラ目(食虫類)、また、そのうちモグラ科の哺乳類の総称。 毛色は黒褐色で、手は外を向き、手のひらは大きくて頑丈です。 眼はありますが、退化してほとんど見えません。 地中にトンネルを作り、ミミズや昆虫の幼虫を食べ、土を隆起させ農作物に害を与える生き物。 実際とのギャップに戸惑ってしまいますね。 一生懸命作った農作物を荒らされるのは、作っている人からすれば迷惑な話でしょう……。 東日本と西日本で土竜の種類は違い、東日本ではアズマモグラ、西日本はコウベモグラです。 コウベモグラはアズマモグラよりやや大きめのようで、基本的な体調は16cm程度のよう。 意外と小さいですね。 (『広辞苑』より)

(3)なぜ「もぐら」は「土竜」と書くのか?

「もぐら」が「土竜」と書くのは、「土を掘った穴が竜に似ている」という理由です。 敵に襲われることなく、縦横無尽に土の中を掘り進める姿は、まさに竜そのものでしょう。 見た目はネズミの容姿であるため、竜とはほど遠いですね。 ちなみに、中国で土竜は「みみず」のことをさします。 伝わったときに、どこで誤ったのでしょうね。 (『広辞苑』より)

(4)「土竜」の入った言葉

最後に、「土竜」の入った言葉をご紹介します。 「土竜打ち」「土竜叩き」「土竜鼹鼠」です。 「土竜打ち」とは、豊作を祈る正月一四日の行事のこと。 田畑を荒らすもぐらを追い払う意で、子どもたちが藁を固く縛った棒で土地を叩たきます。 「土竜叩き」は遊具の一種です。 ゲームセンターなどにあり、いくつもの穴から次々と顔を出すもぐらの人形を、ハンマーで叩いて得点を得て遊びます。 「土竜鼹鼠」は、もぐらの別名です。 意外と土竜を使った言葉は身近にありますね。 (『広辞苑』より) 土の中を掘って進む「土竜」。 土竜の由来も、なかなかおもしろいものがあるでしょう。 このほかにも、難読漢字の動物はいるので、ぜひ調べてみるのもいいですね。 (恋愛jp編集部)

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