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今こそ知的好奇心を揺さぶる時!東京都内にある“面白い博物館”8選

  • 2021.11.11
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日本有数の美術館・博物館激戦区、東京。国立西洋美術館や国立新美術館などの有名どころもいいですが、それ以外にも魅力的な美術館・博物館はいっぱいあります。その中でも意外と知られていないけど、行く価値がある少し変わった個性豊かな美術館・博物館をいくつかピックアップしていきます。さあ、今こそ知的好奇心を揺さぶる時だ!(情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

①日本科学未来館 / お台場

まず最初に紹介するのはお台場にある国立の科学博物館「日本科学未来館」です。館内に入ると、科学未来館のシンボルともいえる「ジオ・コスモス」が迎え入れてくれます。球型のスクリーンに映し出されているのはリアルタイムの地球です。常設展では地球や生命、宇宙についての展示を見ることができます。宇宙ステーションを模した展示もあるので、宇宙好きさんは必見!

常設展以外にも多くの展示が行われており、いつ行っても新鮮味を感じる博物館となっています。おすすめは事前に予約していく「ドームシアターガイア」です。ドーム型のスクリーンに映し出される映像は宇宙に関してのものが多いですが、普通のプラネタリウムとは違い学べるところがおすすめポイントです。宇宙の壮大さに感動してしまうこと間違いなし。一度行ってもらいたい科学博物館です。

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日本科学未来館

②下町風俗資料館 / 上野

上野公園内にあるのがこちらの「下町風俗資料館」。外観から伝わる下町っぽさ。明治・大正の時代の下町は江戸の名残が残っていましたが、空襲によってそれらの街並みは失われ、近代的な開発が進んでいきました。古き良き下町の歴史を後世に伝えようということで当時の貴重な資料を集めて、この資料館はできました。

館内は下町そのもの。まるで古き良き時代にタイムスリップしたかのよう!かつての下町の様子を忠実に再現した展示は、どこからか着物を着た女の子が飛び出してきそうな感じもします。写真を見ればわかる通り、レトロでおしゃれなので、写真映えします。教科書では出てこない下町の暮らしについて、カメラを片手に学びませんか?

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下町風俗資料館

③貨幣博物館 / 日本橋

突然ですが皆さん、お金は好きですか?好きだという方が多いとは思いますが、日本における貨幣の歴史についてどれほど知っていますか?日本銀行金融研究所の中にある「貨幣博物館」では日本の貨幣史について学ぶことができます。入館料はなんと無料!お金好きな皆さん必見ですよ!

常設展「日本貨幣史」では毎日職員によるガイドがあるので、見て、聞いて、お金の歴史について学ぶことができます。実際に昔使われていた貴重な貨幣を一気に見れるところは多分ここしかないでしょう。また1億円を持ってみるという面白体験もすることができます。気分は億万長者?

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貨幣博物館

④地下鉄博物館 / 葛西

都内にいれば何度も地下鉄に乗りますよね。こちらの博物館は私達が普段何気なく利用している地下鉄に関する展示をしています。東京メトロ東西線の葛西駅の高架下にあるこちらの博物館では地下鉄の歴史や仕組みを学ぶことができます。

学ぶだけでなく、実際に運転シミュレーションができるのがこの博物館の魅力です。揺れまで体感できる千代田線シミュレーションをはじめ、銀座線、有楽町線、東西線の簡易シミュレーションをすることができます。普段通勤・通学で使っているあの電車を運転することができますね!どこからどこまでも地下鉄、な地下鉄博物館はいかがでしょう?

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地下鉄博物館

⑤東京おもちゃ美術館 / 四谷三丁目

続いて紹介するのは、四谷三丁目駅から歩いて5分ほどの場所にある「東京おもちゃ美術館」ですて。こちらは、子供の頃誰しも遊んだことのあるおもちゃをテーマにした美術館。展示されているおもちゃを手に取って遊ぶことができ、大人でも夢中になれちゃうんです。

懐かしのおもちゃが集結したコーナーもあり、子供心を思い出す体験ができるはずです。また、「いとのこ体験」では、電動いとのこを使って自分で木のおもちゃを作ってみることもできます。おもちゃに触れながら心温まる時間を過ごしてみてくださいね。

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東京おもちゃ美術館

⑥両国花火資料館 / 両国

夏の夜空に一瞬だけ美しく花を咲かせ、儚く消えていく夏の風物詩、花火。両国をはじめとする下町はかつて花火師も多く、江戸っ子たちは毎年彼らが作る花火を楽しんでいました。なかでも両国は納涼花火大会の発祥の地としても知られています。そんな歴史ある両国にあるのは花火に関する展示を集めた「両国花火資料館」です。

花火資料館では花火の歴史や作り方を学ぶことができます。尺玉の作りや大きさ、断面図を実際に目にする機会はここ以外でなかなかないでしょう。他にも空で光っている花火の実際の大きさを表している展示もあります。予想以上の大きさに驚くこと間違いなし。一度来たら、次の花火大会が一段と面白く感じるでしょう。

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両国花火資料館

⑦くすりミュージアム / 日本橋

体調がすぐれないときにお世話になるのが薬ですね。私達の生活、時には命を支えてくれる薬は私たちの生活に必要不可欠なものです。大手製薬会社の第一三共株式会社が運営している「くすりミュージアム」は薬についての展示をしており、薬について学ぶことができます。入場料は無料ですよ。(2021年11月現在、完全予約制になっています。詳しくは公式HPをご確認ください。)

原薬から実際に薬になるまで、日本で承認されて発売されるまでの流れを学んだり、病院で使われている薬の歴史を学ぶことができます。薬がウイルスを退治していくプロセスを、ゲーム感覚で体験できるので、遊びながら学ぶこともできます。大人から子供まで十分に楽しめる場所です。

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Daiichi Sankyo くすりミュージアム

⑧たばこと塩の博物館 / 墨田

最後は東京スカイツリーから10分ほどのところにある「たばこと塩の博物館」です。一見不思議な組み合わせの博物館のように思えますが、こちらの博物館を運営しているのは、たばこを専売しているJTです。JTはかつて塩も専売していたため、たばこと塩に関する研究を長年行っていました。本博物館ではたばこや塩の歴史を学ぶことができます。

塩に関する展示では、塩の必要性や日本における製塩方法について学ぶことができます。美しい塩の結晶をみたり、憧れのウユニ塩湖の塩を実際に手に取ることができます。たばこに関する展示では、ネイティブアメリカンが儀式として使っていたたばこが、ヨーロッパに伝わり嗜好品として使われていく歴史を学ぶことができます。世界各国の煙管や江戸時代に使われていた煙管はかっこよく、たばこの印象が少し変わるしょう。

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たばこと塩の博物館

さあ、未知なる世界を見てみよう!

都内にある面白い博物館7選はいかがでしたか?身近な世界について、ディープな側面を見ることができる博物館は観光にも、お出かけにも、デートにもぴったり!普通の美術館は行きつくしてしまったと思う方は、少し路線を変えて、知的好奇心をくすぶる少し変わった博物館を見学してみてはいかが?(情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)

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