羽毛布団をおうちで洗濯する方法！失敗しない洗濯機での洗い方＆干し方

羽毛布団が恋しい季節がきましたが、久しぶりにクローゼットから出してみたら「ふんわりしなくなってる」「なんだか臭う」なんてことありませんか？だけどクリーニングは高いから、いいやこのままで…なんて方！実はおうちの洗濯機で簡単に洗えるものも多いんですよ。 これから、失敗しない羽毛布団の洗濯方法をご紹介します。ぜひこの機会にきれいに洗って、ふんわり気持ちの良い羽毛布団に包まれて幸せに眠りましょう。

羽毛布団をおうちで洗いたい！まずは確認したい３つのこと

洗濯絵表示を確認

羽毛布団はおうちで洗えないイメージがありますが、実は水に強い水鳥の羽が使われているため洗濯可能なものが多いんです。とはいえ中には水洗いできないものもありますので、しっかり洗濯絵表示でチェックしましょう。

液温上限が記された「たらいマーク」があれば洗濯機で洗ってＯＫ！（旧マークはたらいではなく洗濯機マークです）「たらいに手を入れているマーク」が記載されているなら、手洗いのみ可能です。（旧マークはたらいの上に手洗イと書かれています）

たらいにバツ印が付いている場合は残念ながらおうちでは洗えませんので、クリーニング店に出しましょう。

洗濯機の容量を確認

洗濯機に羽毛布団が入らないのでは洗えませんので、容量も確認する必要があります。洗濯機の最大容量６～７割までなら羽毛布団を洗うことができますよ。

ピンとこない方は洗濯機、もしくは取扱説明書に記載されている容量を見てください。目安としては５Ｋｇ～の洗濯機ならシングル、７Ｋｇ～はセミダブル、１０Ｋｇ～はダブルの羽毛布団を洗えます。

天気を確認

羽毛布団を洗濯するときは中までしっかり乾かせるように、２日以上晴れが続く日を選ぶのもポイントです。中まで完全に乾かさないと、カビが繁殖してしまう可能性も！

羽毛布団を洗濯機で洗う方法

洗濯絵表示で洗濯機で洗えることを確認できましたか？また洗いたい羽毛布団のサイズと洗濯機の容量が合っていますか？しばらく天気がいい日が続きそうですか？この３点がクリアできたなら、さっそく洗っていきましょう。

必要なもの

洗濯用中性洗剤（できればおしゃれ着用中性洗剤）
ネット目の細かい、寝具用の大きな洗濯ネット

洗濯機での洗い方手順

洗濯槽に水を溜め、洗濯用中性洗剤を規定量溶かし入れる
小さくたたんだ羽毛布団を洗濯ネットに入れ、洗濯槽にイン！
大物洗いコース、なければドライコースをスイッチオン！

※縦型洗濯機でもドラム式でも基本的には洗濯方法は変わりません。

羽毛布団を洗う際の注意点

アルカリ性は羽毛のタンパク質を溶かす可能性があるので、必ず中性洗剤を使ってください。もちろん酸素系漂白剤もＮＧです。

また羽毛の撥水力を低下させふんわり感も損なわれてしまうため、柔軟剤の使用も控えましょう。もしいい香りを楽しみたければ、カバーやシーツに柔軟剤を使用するといいですね。

羽毛布団の干し方

風通しの良い場所で陰干して、中まで乾燥させましょう。干し方は２本の物干し竿にまたがるように干し、真ん中を凹ませます。Ｍ字型に干すことで、面積の広い羽毛布団をはやく乾かすことができますよ。

洗濯機の容量が足りない！手洗いはできないの？

洗濯絵表示に手洗いマークがあれば、もちろん手洗い可能です。ただし羽毛布団は水を吸ってかなり重くなります。洗ったのはいいけど「重すぎて持ち上げられない！！」なんてことにもなりかねませんので、正直手洗いはおすすめできません…。もし手洗いに挑戦したい場合は、浴槽を活用して手か足でやさしく押し洗いしましょう。

洗濯機の容量が足りなければコインランドリーを利用する方法もあり、クリーニングよりも安く洗えますよ。ちなみにコインランドリーの相場は、乾燥と合わせて１枚２，０００円程度。クリーニングは２，０００円～８，０００円ほどかかるようです。