1. トップ
  2. BMW、次世代電気自動車の「iX」を販売開始、iX3も登場|BMW

BMW、次世代電気自動車の「iX」を販売開始、iX3も登場|BMW

  • 2021.11.10

ビー・エム・ダブリューは11月4日、長距離走行が可能な次世代電気自動車「iX」と、既存のSUV「X3」の電気自動車バージョンとなる「iX3」を、同日から発売すると発表した。

BMW iX|ビー・エム・ダブリュー iX<br/>BMW iX3|ビー・エム・ダブリュー iX3

BMW、次世代電気自動車の「iX」を販売開始、iX3も登場

ビー・エム・ダブリューは11月4日、長距離走行が可能な次世代電気自動車「iX」と、既存のSUV「X3」の電気自動車バージョンとなる「iX3」を、同日から発売すると発表した。

Text by HARA Akira

iX xDrive50では一充電走行距離650kmを実現

iXは、SUVをベースにパワートレインを電気モーターとした、BMWが次世代を見据えて開発したモデルで、満充電で450〜650kmの走行が可能になっている。ボディは全長4,995×全幅1,965×全高1,695mmで、ホイールベースは3,000mmだ。

Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS

「iX xDrive50」のパワートレインは、最高出力/最大トルクが、前輪が190kW/365Nm、後輪が230kW/400Nmの電気モーターで、システムトータルでは385kW/765Nmを発生。リチウムイオンバッテリーの電池容量は303Ahで、一充電走行距離は650km、交流電力量消費率は190Wh/kmとなっている。

「iX xDrive40」ではそれぞれ190kW/290Nm、200kW/340Nmの電気モーターからトータル240kW/630Nmを発生。電池容量は232Ahで、一充電走行距離は450km、交流電力量消費率は183Wh/kmとなっている。

Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS

最新の充電テクノロジーにより、対応する急速充電器では最大150 kWでの充電が可能で、自宅や公共の普通充電の設備では最大11 kWでの充電が可能。150kWの急速充電利用時は、40分以内で約80%までの充電が完了し、約500kmの長距離走行が可能となる。また10分の急速充電では、約100kmの航続距離を伸ばすことも可能である。普通充電においては、一晩(約7時間)で、0から100%の状態まで、充電することができる。

Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS

エクステリアは大胆かつモダン、さらには最小限がコンセプト。BMWのデザインを特徴づけるキドニーグリルを大型化し、キャラクターを強調しつつ、BMWラインアップの中で最もスリムなヘッドライトのデザインを採用することで、次世代のイメージを創出したという。

インテリアも、次世代を感じさせるデザインエレメントを多く取り入れている。BMWモデルとしては初めて、メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させ、デザインを際立たせているとともに、形状を湾曲したカーブドディスプレイとすることで、操作性、視認性を高めた。多くのボダン類を廃止し、送風口をスリム化することで運転席まわりをすっきりとさせつつ、BMW特有のiDriveコントローラーを他モデル同様に装備した。

Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS

ヘッドレスト一体型のシートや、大人5名乗車でも後席のゆったりとした室内空間を誇るなど、上質なラウンジで過ごすようなリラックスした空間を提供したとうたわれる。また、ファーストクラス・パッケージをオプション装備すれば、電動シートの調整スイッチ、スタート/ストップ・ボタン、iDriveコントローラー等が未来感あふれるクリスタル製となる。

Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS

「4輪アダプティブエアサスペンション」や後輪操舵の「インテグレイテッド・アクティブステアリング」などを標準装備して走りの面を充実させたほか、冬季の車内を暖かく保つ表面加熱技術による「ヒートコンフォートパッケージ」、無音の電気自動車でも音による効果で「駆け抜ける歓び」を体感可能にした「アイコニックサウンド・エレクトリック」など、電気自動車特有の装備を満載した。価格はiX xDrive40が981万円、iX xDrive50が1,116万円となる。

ロゴやキドニーグリルのまわりをブルーとし、通常のX3とは異なる存在感をアピール

ロゴやキドニーグリルのまわりをブルーとし、通常のX3とは異なる存在感をアピール

一方の「iX3」は、ミドルクラスSUV「X3」の電気自動車バージョン。ボディは全長4,740×全幅1,890×全高1,670mmで、ホイールベースは2,865mm。最高出力210kW、最大トルク400Nmの電気モーターで後輪を駆動する。リチウムイオン電池の容量は232Ahで、一充電での走行可能距離は460kmとなっている。

Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS

充電については最大80 kWでの充電が可能で、自宅や公共の普通充電の設備では最大9.6 kWでの充電が可能となっている。80kWの急速充電利用時は70分以内で約80%までの充電が完了し、10分の急速充電では約80km航続距離を伸ばすことができる。普通充電では、一晩(約8時間)で、0から100%の状態まで、充電することが可能となっている。

Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS

デザインは、BMWロゴのまわり、特徴的なキドニーグリルのまわり、リヤスポイラーの一部、スタート/ストップボタン、シフトノブのまわりを青色とし、通常のBMW X3とは異なる存在であることを主張している。

Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS
Web Magazine OPENERS

また、ドライバーの運転負荷を軽減する「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」や、直前に前進したルートを最大50メートルまで記憶してバックで正確に戻ることができる「リバースアシスト機能」なども標準装備した。価格は699万円〜862万円となっている。

BMW カスタマー・インタラクション・センター
Tel.0120-269-437(平日9:00-19:00、土日祝9:00-18:00)
https://www.bmw.co.jp/

元記事で読む
の記事をもっとみる