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エディターの「愛用ジュエリー」、手に入れた理由とは【ポメラート、カルティエ…】

  • 2021.11.10

打合せをしているとき、ふと目に留まる手元や顔まわりのジュエリー。「素敵ですね、どちらのですか?」の会話から、それぞれ唯一無二の物語があることに気が付きました。素敵な先輩の素敵なジュエリーヒストリーを参考に、〝私だけのジュエリー〟を手に入れるきっかけになれば嬉しいです。

ライター 北山えいみさん

自分のために自分で買う、と心に決めたポメラートのリング

20代の頃から憧れていたけれど、なかなか買うタイミングがなかったポメラートのリング。「40歳の誕生日に自分で買う」と決めたのは、2年前に目にしたポメラートの女性CEO=サビーナ・ベッリのインタビュー記事がきっかけでした。その記事の中で彼女が「現代女性は仕事を持ち、妻や母としての役割もあり超多忙。今の時代、女性が自分のためにジュエリーを買うのは究極の自由の象徴」と語っていたのが印象的で、私もそんな自立した女性に近づきたいと思い、自分で働いて自分で買う、と決意したんです。

40歳になり、訪れたのは銀座の旗艦店。ジュエラーのジュエリーを自分で買うのは初めてで、結構緊張しました。色々目移りしましたが、実際に着けてみて1番しっくりきたレモンクォーツを購入。自分で買ったことで色石のパワーがさらに高まるような気がして、特にここぞという取材など仕事のシーンでがんばりたいときや、自信が欲しいときに必ず身に着けるようにしています。

このリングもそうですが、ジュエリーは今の私にも未来の私にもしっくりくる、を軸に歴史あるブランドの名品を意思を持って選ぶことを大切にしています。時代を超えてきた名品だからこそ、色褪せずに長く愛せると思っています。

北山えいみさんのジュエリーヒストリー

20代半ば
結婚前に夫から贈られたカルティエのトリニティ リング今でも結婚指輪に重ねて愛用。

20代後半
ジュエリーへの興味が強くなった頃。特にヴァンクリ熱が急上昇。スウィート アルハンブラ ブレスレットは、28歳のクリスマスに夫にリクエスト。

30代始め
30歳で結婚と同時に、夫の仕事の都合で上京。ダイヤのリングは結婚を機に母から譲り受けたもの。

30代前半
CLASSY.のライター募集に応募し、フリーランスライターとして活動をスタート。コンサバ目線のファッションや読み物企画を担当するように。

30代半ば
出産を機に、仕事を一時セーブ。20代で手に入れたジュエリーが母になっても活躍。

30代後半
CLASSY.、VERYとライフスタイルの変化に合わせて仕事が広がり、育児と仕事の両立に奮闘。

ライター・北山えいみさん

1980年生まれ。ライター歴9年。結婚を機に神戸から上京し、CLASSY.のライター募集に応募して、ライターとして独立。現在はCLASSY.、VERYでファッションや読み物企画を担当。

撮影/西原秀岳(TENT) 取材/坂本結香 再構成/Bravoworks.Inc

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