【田中みな実】と考える「大人のキラキラメイク」3つのルール

ヘア＆メイクアップアーティスト

大人に似合う盛りメイクがお得意！

寒色ももちろん可愛いけれど、バブル感が出やすかったり、モードになりすぎたりして、大人には少々難しい。肌なじみのいい暖色ラメで柔らかく盛り、寒色はマスカラなどで取り入れて。

“ヌケを意識しつつ盛る”のが大人のラメ使いの最適解。顔全体をキラキラにせず、ラメを目元に使うなら唇をマット、唇に使うなら目元をマットにするとバランスが取りやすい。

ラメで冒険するぶん、ラインやマスカラは無難な黒にしたくなるけど、ここはニュアンスカラーが正解。黒を使うとコントラストがつきすぎて古く見えます。

日常のメイクにラメを使うときは忍ばせる程度にとどめていたのですが、由香里ちゃんにメイクをしてもらってびっくり。なじむ色味のラメなら大胆に入れてもナチュラルに仕上がって、それでいて色香や洒落感が滲み出る。大人の密かな冒険心を満たしてくれるラメ使いは、目にポイントが欲しいマスクメイクにも最適です。

撮影／川﨑一貴（MOUSTACHE／人物）、伊藤泰寛（静物）ヘアメイク／林由香里（ROI）スタイリング／西野メンコ取材・文／中川知春