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知っている人もいるかも?【朧】この“ちょいムズ”漢字あなたは読める?

  • 2021.11.8

日常生活でよく登場する「朧」ですが、読み方をご存じでしょうか。 普段はひらがなで目にするも、漢字にするだけで違う印象を与えることもあります。 何と読むのか、さっそく見ていきましょう。

(1)「朧」の読み方

月偏に龍と書く「朧」ですが、漢字だけ見れば「りゅう」と読んでしまいそうですよね。 漢字から連想し、読む場合もありますが、この漢字は「りゅう」とは読みません。 正解は「おぼろ」と読みます。 聞いたことがある方もいるでしょう。 口にはするものの、漢字ではこう書きますよ。 (『広辞苑』より)

(2)「朧」の意味

「朧」とは、「はっきりしないさま。ほのかなさま。薄く曇るさま。ぼんやり。ほんのり。朦朧(もうろう)」といった意味です。 意味からもわかるように、ボヤッとした視界が不鮮明な状態をさします。 メインとしての意味はこちらになり、あとは略語としての意味で使用。 「おぼるこぶ」「おぼろぼうふ」「おぼろまんじゅう」が、「おぼろ」と略されるようです。 このほかに、エビやタイ、ヒラメなどの身をすりつぶし味をつけて炒った食品のことも、「朧」と呼びます。 「朧」だけでも、さまざまな意味をもっていることがわかるでしょう。 (『広辞苑』より)

(3)「朧」を使った言葉

日常生活に溶け込んでいる「朧」ですが、多くの言葉として使われています。 どのような言葉があるのか、広辞苑に載っているものからご紹介しましょう。 「朧影」「朧駕籠」「朧銀」「朧雲」「朧げ」「朧昆布」「朧染」「朧月」「朧豆腐」「朧饅頭」「朧富士」「朧船」です。 この中でも、とくに耳にしたことがあるのは「朧影」や「朧げ」、「朧月」、「朧豆腐」、「朧饅頭」といったところでしょう。 どの言葉も、姿・形がはっきりしないものの様子を「朧」で表現しています。 「朧豆腐」や「朧饅頭」は見る機会が一番多いので、どのような姿をしているのか見てみるとおもしろいでしょう。 (『広辞苑』より) はっきりとしないぼんやりした様子の「朧」。 しかし、見方によってはミステリアスな感じが雰囲気をよくしていることもあります。 友人などに、「朧」の意味や読み方をぜひ教えてあげてくださいね。 (恋愛jp編集部)

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