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59歳は「最後の貯めどき」?! 青沼家のドタバタ貯金生活

  • 2021.11.7

『ママぽよ』などの育児マンガや、『今夜もホットフラッシュ』『アラフィフさんいらっしゃ~い』など、更年期をテーマにしたコミックエッセイで人気の漫画家、青沼貴子さんは、59歳から慌てて老後のための貯金を始めたという。漫画家稼業は定年がないとはいえ、体力や仕事の依頼がいつまでも続くわけではない。

本書、『59歳、最後の貯めどき 70歳までに貯金1000万円』(竹書房)では、まさにそのような「ドタバタ貯金生活」が描かれている。

青沼家の家族構成は、自営業(建築関係)の夫と青沼さん、社会人の子どもが2人(男女)、80代の実母。青沼さんの生活は、漫画の原稿料では足りず、たまに出る単行本の印税を生活費や税金の支払いに充てている状況だった。しかし、だんだんと単行本の初版部数が減ることで不安を感じ始める。

建築関係の自営業の夫もいつまでも仕事があるわけではない。加えて、国民年金もずっと払っているわけではないし、子どもの教育費で貯金もほとんどない状態だ。

う~ん よく考えるとウチの老後って...
薄氷の上を恐る恐る踏むが如く?!

50代後半になって「備えがないとまずい」と気づいた青沼さん。「いくつからだって遅すぎるってことはないはず!」と、覚悟を決めて始めたのは――。

・ファイナンシャルプランナー3級取得
・つみたてNISAで投資に初挑戦
・国民年金基金で年金アップ
・ふるさと納税で食費節約
・住宅ローンの借り換えで3年前倒し などなど...

とにかく耳にしたことがあるお金の増やし方を一通りやってみたようだ。その行動力に感心する。

ドタバタっぷりはいつもの通りだが、気になる情報も多い。これから貯蓄を増やそうと考えている方も、同じ目線で読むことができそうだ。

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