否しか読めない…！【臧否】この漢字の読みと意味、あなたは分かる？

熟語の中には、難解な漢字を用いる言葉が多く存在します。 「臧否」という言葉も、そのうちのひとつ。 今回は、難読漢字とされる「臧否」の読み方や意味をご紹介します！

（1）「臧否」の読み方

冒頭でもご紹介した「臧否」という言葉、正しく読むことはできましたか？ 「否」を「ひ」と読めても、「臧」の読み方は見当もつかない、という方が多いのではないでしょうか。 日常的に見かけることが少ない上に、書くのも難しい「臧」という漢字ですが、この機会に読み方を覚えておきましょう！ 「臧否」の読み方の正解は「ぞうひ」です。 読み方がわかったところで、意味についても調べてみましょう。 （『広辞苑』より）

（2）「臧否」の意味

「臧否」の読みはわかっても、耳馴染みのない言葉のため、意味を知らない方がほとんどでしょう。 「臧否」とは、「よしあし」「良否」「善悪」を意味する言葉です。 「否」は広く知られているとおり、「拒否するさま」や「好ましくないさま」を表現する際に使います。 そして「臧」とは、「よい」を意味する漢字です。 他にも、「臧」は「しもべ」「賄賂」といった意味を持ち合わせています。 （『広辞苑』より）

（3）「臧否」の類語

「臧否」の意味がわかったところで、日常的に使う機会は少ないかもしれません。 ただし、その類語は見かける機会もあるはずなので、ぜひ覚えておきましょう。 「臧否」の類語には、「可否（かひ）」「可不可（かふか）」「功罪（こうざい）」「正邪（せいじゃ）」「是非（ぜひ）」などがあります。 こちらはよく使われている言葉のため、「臧否」と併せて覚えておくとよいでしょう。 （『広辞苑』より） 今回は「臧否」の読み方や意味、似ている言葉をご紹介しました。 一般的に使用されないからといって、読めない言葉をスルーしてしまうと知識は増えません。 この機会に難読漢字を調べることで、知識と語彙力を身に付けていきましょう！ （恋愛jp編集部）