「うっ…なにこの生臭いにおい」もしかして私から！？原因はまさかの…！

これは私が専門学校へ通っていたときのお話です。もともと生理が軽かった私。日常生活において生理で困ることも少なかったのですが、あるときの生理が終わってから、とても不安になった出来事がありました。

数年前、学校の友だちと旅行に行こうと計画を立てていたのですが、ちょうど生理と日程が重なってしまうことが判明。私は経血の量がそこまで多くなかったため、いつもナプキンのみを使用していました。

しかし今回は旅行先が遠方だったこともあり、長時間座ったままでいるのが不安だったので、初めてタンポンを使うことに。初めて使うタンポン。少し不安もありましたが、特に違和感もなく使用でき、何度か取り替えたりナプキンと併用したりして、旅行も快適に過ごせました。

旅行から帰り、次の日から学校だったので、バスと電車に乗り通学しました。電車の座席に座っているとき、なんとなくですが、生臭いような臭いが。そのときは、誰か他の人の臭いかな？と思い、そこまで気にしていませんでした。

しかし、家に帰ってからお風呂に入っている際に、自分の股からまた同じような臭いがしたのです。生理も終わったのに何でだろう？と思いましたが、まだ経血が残っていたのかもと思い、その日はいつもよりしっかり目に洗いました。

それなのに……です。次の日、学校で授業を受けているときにもまた同じ臭いがしてきて……。そのときには持っていた香水を服につけて臭いをごまかしましたが、生臭い臭いの原因は確実に自分だとわかり、とても恥ずかしくなったのを覚えています。

臭いは日に日にひどくなっていくばかり。もしかしたら何かの病気なのでは？と不安になり、婦人科でちゃんと診てもらおうと決意しました。

婦人科へ行く前、少しでも臭いを取るため、股を洗ってから行こうとシャワーを浴びていたときのことです。何かが指に触れて、何だろうとよく触ってみたらひものような物だとわかりました。

「まさか……！」と思いひもを引っ張ってみると、使用済みのタンポンが……！！！！生理が終わり、すべて取ったと思っていましたが、何と1つ腟の中に残っていたのです！

即タンポンは捨てましたが、念のため婦人科を受診。特に異常はなく、腟の中を洗浄してもらい、臭いもしなくなり、ようやくひと安心しました。

タンポンの違和感がなさすぎて、まさかの処理を忘れてしまった私。あの臭いに悩まされるのは二度とごめんだと思っています。それからタンポンを使ったあとは、処理をしたかきちんとチェックするよう心がけるようになりました。

※過度な長時間使用はトキシックショック症候群（急な発熱、吐き気、めまい、失神などの症状）を引き起こす可能性があるため、パッケージ等に記載されている時間や使用方法をしっかり守りましょう。

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監修／助産師REIKO
著者／竹の内由紀

ベビーカレンダー編集部／ムーンカレンダー編集室