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ウィル・スミス、暴力的だった父親を「いつか殺そう」と思っていた

  • 2021.11.4
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人気俳優のウィル・スミスが、母親に暴力を振るっていた父親のことをいつか殺そうと思っていたことを告白。(フロントロウ編集部)

ウィル・スミスが暴力的な父親に対して抱いた復讐心

映画『バッド・ボーイズ』や『メン・イン・ブラック』などの出演作で知られる人気俳優のウィル・スミスが、暴力的だった父ウィラード・キャロル・スミスのことをいつか殺そうと思っていたことを、現地時間11月9日に出版予定の自叙伝『ウィル(原題:Will)』のなかで明かした。

2016年に亡くなった父ウィラードは、ウィルがまだ幼かった頃、スポーツの試合や劇、リサイタルなどすべての行事に参加し、俳優になってからも熱心に応援してくれたが、当時の妻でウィルの母親であるキャロライン・ブライトに対して暴力を振るうことが度々あったという。

そのときのことについて、ウィルはこう綴っている。

「9歳のとき、父が母の側頭部を激しく殴り、母が倒れるのを見た。母が血を吐くのも見た。あのベッドルームでの瞬間が、恐らく人生のどの瞬間よりも、私が誰であるかを決定づけた。賞、称賛、スポットライト、注目、演技、笑い、それ以降の私の行動のすべてに、あの日何もできなかったことに対する母への謝罪の言葉がさりげなく含まれている。あのとき、母を失望させてしまったこと。父に立ち向かうことができなかったこと。臆病になっていたこと」

画像: ウィル・スミスと父ウィラード・キャロル・スミス。
ウィル・スミスと父ウィラード・キャロル・スミス。

ウィルの両親は彼が10代の頃に別居し、2000年に離婚した。それからも父親とは親密な関係を保っていたが、子供の頃に目にした光景に対する怒りが、数十年後、がんを患った父親の世話をしているときに再び表面化したという。

「ある夜、父を車椅子にのせて寝室からバスルームに連れて行くとき、私の中に暗闇が生まれた。子供の頃から、いつか母の仇を討つと自分に言い聞かせていた。十分に大きくなって、十分に強くなって、臆病者ではなくなったとき、私は彼を殺すのだと。私は階段の上で立ち止まった。彼を今ここから突き落としても、罪を逃れるのは簡単なことだ。私はウィル・スミス。私が父親を殺したなんて誰も信じないだろう。私は世界でも有数のベストアクター(優秀な俳優)だ。私の通報の電話はアカデミー賞級だろう。何十年にもわたる痛み、怒り、憤りが押し寄せては引いていく中で、私は頭を振り、父をトイレに連れて行った。トラウマによる心の暴走ではなく、実際の行動だけで判断されることを神に感謝します」

父が亡き今、ウィルは「物質的な世界から得られるもので、心の平和や充足感を生み出すものはひとつもない。最終的には、(人々が)どれだけ自分を愛していたかは少しも重要ではなく、自分がどれだけ彼らを愛していたかによって、“笑顔”を得ることができるんだ」と、父との激動の関係とそれを通じて学んだことを振り返っている。(フロントロウ編集部)

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