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そのベタつき、放置すると大変です!【キッチン床の簡単掃除方法】をご紹介

  • 2021.11.1

しっかり掃除しているつもりなのに、なんだか気になるキッチン床のベタつき。水拭きだけではなかなかキレイになりませんよね。 しかし、そのベタつき汚れを放置していると、さらに落ちにくい黒ずみ汚れに発展するので要注意。 今回は、キッチン床の汚れの原因と掃除方法を詳しくご紹介いたします。

キッチンの床がベタつく原因は?

キッチンの床、ベタついていませんか?
ベタつきは、時間をかけて蓄積し、黒ずみの原因ともなります。
落としやすいうちに、対策をとりましょう。

ベタつきの原因1:油汚れ

ベタつきの原因の1つは「油汚れ」です。

炒め物や揚げ物をしたあとに気になる、コンロ周りの油汚れ。
実はその油、壁や床など、予想以上に遠くまで飛んでいます。

目には見えにくいですが、調理中に出る湯気や煙の中にも油の粒子が含まれています。
これらの油は、換気扇で吸いきれずに空気中を漂い、最終的に床へ落ちます。

これらの油汚れが時間の経過とともに酸化して、ベタつきになるのです。

ベタつきの原因2:皮脂汚れ

ベタつきの原因、2つめは「皮脂汚れ」です。

キッチンはシンク前、ワークトップの前、コンロ前、とだいたい立っている場所が同じになりがち。とくに、裸足の時期は足裏の皮脂汚れが蓄積しやすくなります。

油汚れ同様、蓄積していくことで取れにくいベタつきの原因となります。
 

ベタつきの発展型「黒ずみ汚れ」の原因

油や皮脂が蓄積して固まり、ベタつき汚れになりますが、そこへホコリやカビが付着すると、さらにガンコな「黒ずみ汚れ」へと変化します。
こうなると、水拭きだけではキレイにならず、掃除はさらに大変に。

汚れが取れにくくなる前に、こまめに掃除することが大切です。
 

キッチンの床掃除に使用するもの

蓄積すると余計に取れにくくなるキッチンのベタつきは、一刻も早くキレイにしましょう。

食品を扱うキッチンは、あまり強い洗剤を使いたくないのが本音。
今回は、こちらを使って床掃除をしましょう。
 

重曹
セスキ炭酸ソーダ


油汚れがメインとなるキッチンの床掃除には、アルカリ性の洗剤が相性抜群。
安心のナチュラル系洗剤で、汚れをキレイに落としましょう。

「セスキ炭酸ソーダ」は「重曹」よりもアルカリ性の度合いが高く、油汚れやタンパク質の汚れとの相性が良いので、「黒ずみ汚れ」をキレイにしたい場合にも向いています。水にも溶けやすい性質なので、扱いやすいところもポイントです。

「重曹」と「セスキ炭酸ソーダ」、汚れの度合いに合わせて用意してみてください。

重曹でキッチンの床を掃除する方法

【必要なもの】
 

重曹(小さじ1)
水(500ml)
スプレーボトル
雑巾


【掃除の手順】


スプレーボトルにぬるま湯と重曹を入れる
よく振って重曹をとかす
汚れに重曹水を吹きかける
雑巾で拭く
重曹が白く残らないように水拭きをする


【注意するポイント】


重曹の濃度が濃くなると床を傷める恐れがあります。必ず計量して作りましょう。
重曹は60度以上のお湯で溶かすと強アルカリ性になります。フローリングを傷める恐れがあるので、弱アルカリ性になるよう、必ずぬるま湯でとかすよう注意しましょう。
スプレーボトルがない場合は、バケツに作り、雑巾を浸して使いましょう。

セスキ炭酸ソーダでキッチンの床を掃除する方法

【必要なもの】
 

セスキ炭酸ソーダ(小さじ1)
水(500ml)
スプレーボトル
雑巾


【掃除の手順】


スプレーボトルに水とセスキ炭酸ソーダを入れる
よく振ってセスキ炭酸ソーダをとかす
汚れにセスキ水を吹きかける
雑巾で拭く
水拭きをする


【注意するポイント】


セスキ炭酸ソーダ水は重曹よりもアルカリ性の度合いが高いので、使用できるフローリングかどうか、目立たないところで確認してから使いましょう。
傷みにくい床の場合は、汚れを浮かせるために、セスキ水を吹きかけたあとにラップで覆うこともおすすめです。
手荒れ防止のために、手袋をつけることをおすすめします。
スプレーボトルがない場合は、バケツに作り、雑巾を浸して使いましょう。

汚れは落ちにくくなる前に、対策を!

時間が経つにつれて、ますます落ちにくくなるキッチンの床汚れ。
大掃除で大変な思いをする前に、こまめに掃除してキレイを保ちましょう。

今回ご紹介した「重曹スプレー」と「セスキ水」はキッチン床だけでなく、さまざまなところで活用できます。
ひとつ用意しておくと便利ですよ。ぜひ活用してみてくださいね。

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