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親の過干渉は大学受験に悪影響?子どもにしてはいけないNG行為とは

  • 2021.11.1

この記事では、親の過干渉が、子どもの大学受験にどのような影響を与えるのかをご紹介します。親はよかれと思ってしていることが、子どもにとっては「口を出さないでほしい」と嫌がっているというケースも多いです。

大学受験に向けた適度な親子の距離をとるためにも、ぜひ参考にしてください。

大学受験に過干渉な親、NG行為とは?

大学受験を控える子どもに対して心配をする親は多いですが、気付かぬうちに過干渉になっているケースも少なくありません。まずは、親のNG行為をご紹介します。

口を出しすぎる

大学受験に限らず、普段の生活から口を出しすぎていませんか?「勉強は進んでいるの?」「このままで大丈夫なの?」など、心配するあまり、口うるさくなってしまうこともあるでしょう。

しかし、口を出しすぎることで、子どもは「信用されていない」「うっとうしい」と感じることも多いのです。

噂などの確かでない情報を伝える

「〇〇くんは成績上がったらしいよ」など、人から聞いた情報で子ども同士を比較したり、「お母さんたちのときは……」など昔の情報を伝えたりすることは、子どもにとって何のメリットもありません。友達と比較されることで、子どもは自信を無くします。

威圧的な言葉をかける

威圧的な言葉は子どものやる気を無くし、不安をあおります。たとえば「そんな勉強の仕方が受からないよ」「志望校を変えたら?」などの声かけは、子どもたちの心を傷つけてしまうでしょう。

まずは、子どもの気持ちを受け止めて、子どもがやる気を出すような言葉がけへと変換していけるといいですね。

大学受験で子どもにかけてあげたい言葉

ここでは、子どもにどんどんかけてあげたい言葉をご紹介します。不安を感じるときこそ、子どもが安心できる言葉をかけてあげましょう。

いつもお疲れ様、いつも頑張っているね

勉強をしている子どもにかけてあげて欲しい言葉です。「いつも頑張っているね」などの言葉をかけられることで、子どもは親が見てくれていることに改めて気付きます。

高校生になっても、やはり親に褒められるのは嬉しいものです。勉強することは当たり前ですが、当たり前のことを頑張る子どもを認め、労いの言葉をかけてあげましょう。

一緒に頑張ろう

「一緒に頑張ろう」や「みんなついてるよ」などの言葉は、子どもの不安の解消にもつながります。合格に向け、毎日ひとりで勉強に取り組む中で不安を感じることも多いですが、親のサポートがあることで、つらい受験勉強を乗り越えられる子どももいます。

子どもがくじけそうなときほど、親がしっかりサポートしてあげましょう。

あなたなら大丈夫

成績が思うように伸びない、勉強に集中できないという時期もあるでしょう。そんなときに親が一緒にオロオロしてしまうと、子どもにとって悪影響です。親はどんなときもどっしり構えて、「あなたなら大丈夫よ」などの言葉をかけてあげましょう。

コミュニケーションを取り、ちょうど良い距離感を

勉強時間が多くなると、なかなかコミュニケーションを取ることが難しくなるかもしれませんが、食事などでコミュニケーションを取りながら親子の意思疎通を図りましょう。

子どもの意思を尊重することが大切

勉強はもちろん大切ですが、子どもの意思を尊重することも大切です。親の意思を通すことで、子どもはやる気をなくしてしまうこともあります。「あなたのしたいようにするといいよ」と意思を尊重することで、子どもは最後までモチベーションを保ち、勉強を続けられるでしょう。

口を出したい気持ちを抑え、少し離れて見守ろう

子どもを心配するが故に、口を出したくなる親の気持ちもよくわかります。しかし、高校生にもなると、自分の意思もはっきりしている子がほとんどです。

親が少し離れて見守ることで、スムーズに勉強が進むこともあるでしょう。気になることもあるかもしれませんが、いろいろと言いたくなる気持ちをグッと抑えて、まずは様子を見守ってあげましょう。

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