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知事の月収が高い都道府県ランキング、東京は最下位…1位は?

  • 2021.10.31

知事の月収は全国一律というわけではありません。では、知事の月収が高いのはどこでしょうか。総務省が取りまとめているデータをもとに、ランキング形式でご紹介します。

■知事の報酬月額をご紹介!

令和2年賃金構造基本統計調査によると、一般労働者の賃金は男性が33万8,800円、女性が25万1,800円でした。この金額を踏まえつつ、知事の平均給料月額をみていきましょう。

順位 都道府県名 平均給料月額(円)
1 神奈川県 1,450,000
2 埼玉県 1,420,000
3 千葉県 1,390,000
4 広島県 1,389,000
5 福岡県 1,350,000 ︙
43 新潟県 1,020,800
44 徳島県 975,000
45 秋田県 968,000
46 北海道 966,000
47 東京都 728,000

平均すると知事の給料月額は約120万円、副知事は98万円です。平均に近い自治体は大分、京都、愛媛などの自治体です。

27 大分県 1,201,300
28 京都府 1,188,600
29 愛媛県 1,188,000

給料が最も高いのは神奈川、埼玉、千葉の首都圏で、逆に最も低いのは徳島、秋田、北海道で、最下位は意外にも東京都です。

東京都は、副知事の平均給料月額118.9万円すら下回っていますが、もともとの東京都知事の平均給料月額は145.6万円。小池都知事の提案により条例で半額になったのです。

2020年の小池都知事の年収は1,277万円で、一般的な企業の上位の役職者を考えるとそれほど高額とは言えないようです。

■知事の仕事内容

知事の仕事は地域に住む住民の健康や福祉・教育をはじめ商工業、農業などがより充実するようにはたらきかける仕事です。

・予算案の作成
・条例案の作成
・観光や農産物、サービスのPR
・企業誘致
など

知事の任期は4年で、満30歳以上なら立候補できますが、強力なリーダーシップを発揮して一つひとつを解決に導く仕事は誰でもできるとはいえないでしょう。

■都道府県知事の報酬月額1位は神奈川県

知事の月収をランキングにすると、トップが神奈川県知事の145万円で、そのあとに埼玉県知事、千葉県知事が続きます。最下位は東京都で月収が100万円を下回るのは徳島、秋田、北海道、東京の知事のみです。

一見高額に見える知事の報酬ですが、地域を継続的に発展させて、企業や住民の安定を守るためにさまざまな判断をしなければなりません。重要な責務のある大変な仕事です。高いと考えるか安いと考えるか、判断の分かれるところです。

文・鈴木郁恵

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