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読めそうで読めないかも…?!【稽える】この言葉よく使うはずです!

  • 2021.10.31

今回は、読めそうで読めない漢字をご紹介します。 「稽える」という漢字がお題になるのですが、あなたは読むことができますか? 違う漢字でよく見る、あの漢字と同じ読み方ですよ。

(1)「稽える」の読み方

稽古の「稽」に、送り仮名の「える」で成り立っている「稽える」。 単体だけであれば簡単に読めますが、送り仮名がつくことで一気に難しくなります。 感想文でよく出る、あの漢字と同じ読み方です。 じつは「稽える」は、「かんがえる」と読みます。 「考える」と同じ読み方をするので、忘れることはないでしょう。 しかし、同じ読み方をするとは驚きですよね。 広辞苑によると、「かんがえる」と同じ読み方をする漢字がほかにもあります。 それが「勘える」という漢字です。 (『広辞苑』より)

(2)「稽える」の意味

「稽える」の意味は「考える」と同じ意味です。 大きくわけて、「かんがえる」には5つの意味があります。 「実情を調べただす。吟味する」 「糺明して罪する。勘当する」 「思考をめぐらす。あれこれと思量し、ことを明らかにする。思案する」 「易などによってことを判断する」 「学ぶ。学習する」 「かんがえる」という意味だけでも、これほどあるのです。 しかし、より詳しく見ると若干ではあるものの違いがあるようですよ。 (『広辞苑』より)

(3)「稽える」と「考える」「勘える」の違い

基本的に、漢字も“考える”ということは同じです。 しかし、漢字にも意味をもち、少しずつ意味が異なっています。 稽えるの「稽」は、「比べ考える。考え調べる」といった意味に。 そのため、「実情を調べただす。吟味する」「学ぶ。学習する」といった意味が適切です。 勘えるの「勘」は、「考える。つき合わせて調べる」「罪を問いただす」といった意味に。 そのため、「糺明して罪する。勘当する」といった意味が適切です。 最後に、考えるの「考」は、「調べる。こころみる」といった意味に。 そのため、「思考をめぐらす。あれこれと思量し、ことを明らかにする。思案する」といった意味が適切です。 使い分けるのであれば、このような感じで使い分けるといいでしょう。 (『広辞苑』より) 思わず「けいえる」と読んでしまいそうな「稽える」。 “かんがえる”だけでも多くの漢字があることにも驚いたでしょう。 周りの人が知っているのか、さっそく聞いてみるのもおもしろそうですね。 (恋愛jp編集部)

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