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大好きな“腕ブランコ遊び”をなかなかしてくれなかった母 自分が母になって思うことは…「大変さ、分かります」

  • 2021.10.29
漫画「母と私の話」のカット=ねむこ(nemuigohan)さん提供
漫画「母と私の話」のカット=ねむこ(nemuigohan)さん提供

自身が親になって気付いた母親の苦労について描いた漫画「母と私の話」がSNS上で話題となっています。子ども時代、大人に腕を持ってもらい、ブランとぶら下がる「ブランコ遊び」が大好きだった女性。当時は母親に「やって」とねだっても「無理!」と言われ、がっかりしていましたが…という内容で「かわいすぎる」「親になると気付くことってある」「大変さ、分かります」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

ずっと、ワンオペ育児で育ててくれた母

この漫画を描いたのは、育休中の会社員ねむこ(ペンネーム)さん(29)です。インスタグラムツイッターで育児漫画などを発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

ねむこさん「インスタグラムに漫画をアップし始めたのは、結婚してすぐの2018年秋ごろです。育児や夫婦の漫画をインスタグラムで読み、私もやってみようと思いました」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

ねむこさん「育児をしていると、ふと、『母親ってすごいなあ』と感じる瞬間が何回もあり、『そういえば、私が小さい頃は…』と思い出したからです」

Q.ご両親がいるときは「ブランコ」をやってもらっていたのですか。

ねむこさん「あまりないです(笑)家族そろって外食をしたときに、酔っ払って気分が良くなったら、たま~にやってくれたかな…くらいの記憶しかありません」

Q.「ブランコ」をやってくれないお母さんについて、どう思っていたのでしょうか。

ねむこさん「『遊んでよ!』と思っていました。一人っ子だったので、余計に遊び相手が欲しかったのかもしれません」

Q.お父さん一人にも「ブランコ」をねだったことはありましたか。

ねむこさん「父親が甘えにくいタイプの人なので、ねだった記憶がないです。不器用な父親でした(笑)」

Q.娘さんが大きくなって、「ブランコ」をねだってきたら、どうしますか。

ねむこさん「可能な限り、全力でやってあげたいですね!!」

Q.他に、自身が母親になって改めて気付いた、お母さんの苦労があれば教えてください。

ねむこさん「漫画にも描いていますが、母は私が小さい頃、ずっとワンオペだったんです。父は出張も多く、私は1人で遊んでいることが多かったのですが、不思議と寂しかった記憶はありません。きっと、母が毎日工夫してくれていたのかなと思います。すごーく大変だっただろうなと、母のすごさが身に染みます」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

ねむこさん「『母は強し! すごい』というコメントが多かったです。育児中のフォロワーさんが多いので、共感していただけて、『私だけじゃなかったー!』と安心しました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

ねむこさん「等身大の育児漫画を発信していきたいです。娘はわが子ながら、盛る必要がないくらい面白いネタを提供してくれるので、私は表現することをもっとうまくなりたいです。また、育児漫画以外のイラスト活動もやっていけたらなと実は少しずつ始めてみています」

オトナンサー編集部

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