「理」を「ことわり」、「炎」を「ほむら」と読むように、あまり馴染みのない読み方を持っている漢字はたくさんあります。
今回ご紹介する「遣す」もそのパターンのひとつです。
「遣す」はつい「のこす」と読んでしまいたくなりますが、「のこす」と読めるのは「遺す」で、似てますが別の漢字です。
では「遣す」はいったいどんな読み方なのでしょうか?
「遣す」の読み方!
さっそく例文を元に「遣す」の読み方を考えてみましょう。刑事ドラマなどで凶器を持った犯人を追い詰めた刑事が
「さっさと手に持っているそいつを遣すんだ!」
と言っているシーンを観たことはありませんか?
このセリフを見て、なんとなく分かった方もいるのではないでしょうか?
それでは正解を発表します。
正解は「よこす」でした!
「遣す」の意味
さっそく「遣す(よこす)」を辞書で調べてみましょう。
「遣す(よこす)」と同じ意味の「寄越す・遣す(よこす)」で辞書を引いてみました。
①[物・人をこちらに]渡す(送って来る)。「手紙をー」②相手の動作によって何かがこちらに到達する意を表わす。「手紙で言ってー/電話をかけてー」
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1614
また、「遣す」は「おこす」や「おくす」「こす」などの読み方もでき、それぞれ「よこす」の意味を持っています。
まとめ
いかがでしたか?
「遣す」は「よこす」と読みます。
「遣」は中学生で習う漢字ですが、こんな読み方があったとは驚きですね!
他にも驚くような読み方をする漢字があるので、気になった方はぜひ調べてみてくださいね。