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「遣す」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.1.3
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「理」を「ことわり」、「炎」を「ほむら」と読むように、あまり馴染みのない読み方を持っている漢字はたくさんあります。

今回ご紹介する「遣す」もそのパターンのひとつです。

「遣す」はつい「のこす」と読んでしまいたくなりますが、「のこす」と読めるのは「遺す」で、似てますが別の漢字です。

では「遣す」はいったいどんな読み方なのでしょうか?

「遣す」の読み方!

さっそく例文を元に「遣す」の読み方を考えてみましょう。刑事ドラマなどで凶器を持った犯人を追い詰めた刑事が

「さっさと手に持っているそいつを遣すんだ!」

と言っているシーンを観たことはありませんか?

このセリフを見て、なんとなく分かった方もいるのではないでしょうか?

それでは正解を発表します。

正解は「よこす」でした!

「遣す」の意味

さっそく「遣す(よこす)」を辞書で調べてみましょう。

「遣す(よこす)」と同じ意味の「寄越す・遣す(よこす)」で辞書を引いてみました。

①[物・人をこちらに]渡す(送って来る)。「手紙をー」②相手の動作によって何かがこちらに到達する意を表わす。「手紙で言ってー/電話をかけてー」

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1614

 

また、「遣す」は「おこす」や「おくす」「こす」などの読み方もでき、それぞれ「よこす」の意味を持っています。

まとめ

いかがでしたか?

「遣す」は「よこす」と読みます。

「遣」は中学生で習う漢字ですが、こんな読み方があったとは驚きですね!

他にも驚くような読み方をする漢字があるので、気になった方はぜひ調べてみてくださいね。