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「可き」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.4.12
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「愈(いよいよ)」や「益(ますます)」など、日常生活で馴染みのある言葉も、実は漢字で表わすことができるのをご存知でしょうか?

今回ご紹介する「可き」も日常生活でよく使う言葉のひとつです。

さぁ、いったいなんと読むのでしょうか?

「可き」の読み方!

「可」は「可能性(かのうせい)」や「不可(ふか)」の「か」と読まれることが多い漢字ですよね。

さっそく例文から「可き」の読み方を考えてみましょう!

「今後の進路に関して、親と相談す可きだろう」

例文からわかった、という方も多いのではないでしょうか?

それでは正解を発表します。

正解は「べき」でした!

「可」という漢字を「べ」と読むのには驚きですね!

「可き」の意味

さっそく「可き(べき)」を辞書で調べてみましょう!

①そうすることが当然(の義務)であることを表わす。②そうするほうが適切であることを表わす。「僕ならこっちを買うーだと思うな」③そうするのに値することを表わす。「見るーものが無い」

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1409

 

普段馴染みのある言葉でも、辞書で確認することによって、より理解が深まることでしょう。

「可」という漢字は「よい・よろしい」という意味を持っています。

そのことから「可き(べき)」という読み方を考えると、腑に落ちると思います。

ビジネスマンであれば

「然る可き(しかるべき)対応」

というフレーズも聞いたことがあるかもしれませんね!

まとめ

いかがでしたか?

「可き」は「べき」と読みます。

「可き(べき)」という読み方は、常用漢字表に載っていない読み方で「表外読み」と言われています。

他にも表外読みには「適(たまたま)」や「労い(ねぎらい)」などがあります。

このように簡単そうで読めない漢字がたくさんあるんです。

気になった方がいれば、ぜひ調べてみてくださいね!