1. トップ
  2. 「隙」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

「隙」は何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.4.7
undefined

「殴る(なぐる)」には「擲る」、「走る(はしる)」には「奔る」というように、私たちがよく使う言葉に、実は普段使っている表記とは異なるものが存在することはご存知でしょうか?

今回ご紹介する「隙」もその一つ。

「隙」という漢字は「隙間(すきま)」の「すき」と読むことが多いですよね。

その他、「げき」と読むこともありますが、正解はそれ以外の読み方です!

さて、いったい何と読むのでしょうか?

「隙」の読み方!

いくつかのヒントを元に「隙」の読み方を考えてみましょう。

「隙」とは、自分の好きなことができる自由な時間や状態のことです。

仕事がとても忙しい方は「隙」な時間が欲しいかもしれません。

しかし、「隙」な時間がありすぎると、かえって嫌気が差す方も多いと思います。

「隙」な時間は、ゲームをしたり読書をしたり、人それぞれ過ごし方が異なります。

ここまできたらわかった方も多いのではないでしょうか?

それでは正解を発表します!

正解は「ひま」でした!

「隙」を「ひま」と読む、なかなか面白い読み方ですね。

 

「隙」の意味

さっそく「隙(ひま)」を辞書で調べてみましょう!

「隙(ひま)」と同じ意味の「暇・隙(ひま)」で辞書を引いてみると

 

今しなければならない仕事などが無くて、自分の好きな事が出来るのんびりした時間(状態)。「ーを盗む[=何かするための時間を無理してつくる]/ーを出す[a 奉公人をやめさせる。b 妻を離縁する]/あいつもーだなあ[=他人が熱心にやっていることを、暇つぶしにやっているとしか見えないと、皮肉や軽い軽蔑を含意して言うときの言葉]」

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1327

 

「隙を盗む」「隙を出す」など「隙(ひま)」を用いた表現があるようですね。

ぜひこの機会に、さまざまな「隙(ひま)」の使い方をマスターしてみましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「隙」は「ひま」と読みます。

こちらの表記を使うことはあまりないかもしれませんが、知識としてぜひ覚えておいてくださいね。

クイズ番組で出題される事があるかもしれませんよ!