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「斉しい」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.12.4
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普段よく見慣れた漢字でも、異なる表記ができる場合があります。

今回ご紹介する「斉しい」もそのような漢字の一つです。

答えを見た時には、「へぇ〜!」と思ってしまうかもしれない読み方をします。

さて、いったい何と読むのでしょうか?

「斉しい」の読み方!

「斉」という漢字は「一斉(いっせい)」の「せい」や苗字の「斉藤(さいとう)」の「さい」で見慣れた漢字かと思います。

さっそく例文を元に「斉しい」の読み方を考えてみましょう!

「これは、AとBの長さがが斉しいことを証明する問題だ」

数学の問題のようですね。AとBはどのような関係なのでしょうか?

ここまで来れば分かった方も多いと思います。

それでは正解を発表します。

正解は「ひとしい」でした!

もともと「斉」という漢字には「そろう・そろえる」「平ら」という意味を持っています。

漢字の意味からして、納得のいく読み方ではないでしょうか。

「斉しい」の意味

さっそく「斉しい(ひとしい)」を辞書で調べてみましょう!

「斉しい(ひとしい)」と同じ意味の「等しい(ひとしい)」で辞書を引いてみると…

①[2つ以上の物の]数量化し得る属性を備えた物の数値が同じだ。②比較する物との間に性質・状態の同一性が認められる様子だ。「現場に残された指紋とー指紋が見つかる」表記「均しい・斉しい」とも書く。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1319

 

「斉しい(ひとしい)」の他にも「均しい(ひとしい)」とも表記できるようですね。

まとめ

いかがでしたか?

「斉しい」は「ひとしい」と読みます。

他にも、学校では習わないような面白い読み方をする漢字はたくさんあります。

気になった方はぜひ調べてみてくださいね!