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「偏に」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.12.3
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簡単な漢字でも、送り仮名によっては、思いもよらない読み方をする場合があります。

今回ご紹介する「偏に」も、そのような漢字の一つです。

「偏」は「偏る(かたよる)」や、部首名を表わす「偏差値(へんさち)」の「へん」と読まれることが多い字ですよね。

その「偏」に送り仮名の「る」がつくと、一気に読み方が難しくなったのではないでしょうか。

さぁ、いったいなんと読むのでしょうか?

「偏に」の読み方!

そのまま「へんに」と読んでしまった方、残念ながら不正解です。

さっそく例文を元に「偏に」の読み方を考えてみましょう!

「これも偏にご尽力いただいた皆様のおかげです」

ビジネスパーソンの方なら、このような表現を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

それでは正解を発表します。

正解は「ひとえに」でした!

「偏に」の意味

さっそく「偏に(ひとえに)」の意味を辞書で調べてみましょう。

それだけがすべてであって、他の要素はいっさい入らないと強調する様子。「今回の成功はー君たちの努力によるものだ/ごひいきのほどー願い奉ります」

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1318

 

「偏に(ひとえに)」の意味をよく知らないで使っていた、という方もいるのではないでしょうか。

お礼の言葉を述べる時などに、「偏に(ひとえに)」という言葉を付け加えるだけで、とても謙虚で誠実な印象を与えるかもしれません。

辞書に記載されている例文をしっかりとお手本にして、日常生活でもしっかりと応用できるようにしていきたいですね!

まとめ

いかがでしたか?

「偏に」は「ひとえに」と読みます。

他にも、普段の読み方からはまったく想像できない、面白い漢字の読み方はたくさんあります。

気になった方はぜひ調べてみてくださいね!