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「竟に」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.3.29
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簡単そうに見える漢字でも、実は学校で習わない漢字はたくさんあります。

今回ご紹介する「竟に」もその一つ。

「鏡(かがみ)」や「境(さかい)」の右側にある「竟」は、漢字検定1級の出題範囲になっており、読み方を知っていたら本当にすごい漢字です。

さあ、いったいなんと読むのでしょうか?

「竟に」の読み方!

「竟」は、「とうとう」や「おわる・おわり」という意味を持っている漢字です。

これらを踏まえた上で、例文から「竟に」の読み方を考えてみましょう!

「竟に待ちに待ったこの日が来た!」

例文から何となく分かった、という方も多いのではないでしょうか?

それでは正解を発表します!

正解は「ついに」でした!

「竟に」の意味

さっそく「竟に(ついに)」を辞書で調べてみましょう!

「竟に(ついに)」と同じ意味の「遂に(ついに)」で辞書を引くと

①さまざまの紆余曲折を経たあげくに、(予期されていた)最終の事態に立ち至る様子。②[否定表現と呼応して]期待していた事態が、結局実現していないままで終わった様子。「彼はー現われなかった/ー確かめることが出来なかった」表記「終に・竟に」とも書く。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1020

 

辞書にある「紆余曲折(うよきょくせつ)」とは「遠回りで曲がりくねっていること」を言います。

また、「竟に(ついに)」は否定表現と呼応した使い方もするようですね。

「彼は竟に(ついに)現われなかった」という例文がありますが、あまり馴染みのない表現だったかもしれません。

ぜひこの機会に、「竟に(ついに)」の様々な使い方をマスターしましょう!

また「竟に(ついに)」の他にも、「終に(ついに)」と表記されることがあるので覚えておいてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?

「竟に」は「ついに」と読みます。

他にも簡単そうで読めない漢字がたくさんあります。

気になった方はぜひ調べてみてくださいね!