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「喫む」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2022.3.20
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みなさんが知ってる漢字でも、送り仮名によっては読めなくなってしまう事があります。

今回ご紹介する「喫む」もその一つ。

「喫」は「喫煙(きつえん)」や「満喫(まんきつ)」の「きつ」と読まれることが多いですよね。

さぁ、いったいなんと読むのでしょうか?

「喫む」の読み方!

「きつむ」としか読み方が思いつかない、という方も多いのではないでしょうか?

実は「喫」という漢字は「きつ」意外にも、「喫う(すう)」や「喫う(くう)」とも読むことができます。

「喫う(すう)」や「喫う(くう)」のように「喫む」も、「のどを通して体内に収める」という意味を持っています。

さっそく例文を元に「喫む」の読み方を考えてみましょう!

「昼休憩でタバコを喫む」

例文からなんとなくわかった、という方も多いと思います。

それでは正解を発表します!

正解は「のむ」でした!

「タバコを喫む」という表現があったのには驚きですね。

「喫む」の意味

さっそく「喫む(のむ)」を辞書で調べてみましょう!

「飲む・呑む(のむ)」で辞書を引いてみると

①[口に入れた物をかまずに]のどを通して体内に収める。「スープをー/たばこをー[=吸う]」②酒を飲む。③[中に収めたまま]外に出さないようにする。「涙をー[=涙]/恨みをー[=うらみを言葉や態度に表わさず、じっと、こらえる]/どすをー[=隠し持つ]」④字音語の末尾の「つ」の音を、口を閉じて鼻へ抜くような発音をする。表記 タバコの場合は「喫む」とも書く。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1221

 

「のどを通して体内に収める」と辞書にあるように、タバコの場合は煙を肺に入れます。

タバコを普段「喫む(のむ)」方はあまり実感がないかもしれませんが、この肺に入れる動作が意外と難しいのだとか。

もしあなたのまわりに喫煙している方がいれば、「喫む(のむ)」のはどんな感覚なのか、聞いてみるといいかもしれません!

まとめ

いかがでしたか?

「喫む」は「のむ」と読みます。

他にも、面白い読み方をする漢字はたくさんあります。

気になった方はぜひ調べてみてくださいね!