突然ですが、皆さんは自己紹介をすることは得意ですか?
学校や職場では、簡単な自己紹介を求められる事がしばしばありますよね。
今回ご紹介する漢字「名告る」も、そのような自己紹介をする時に深く関係があります。
いったいなんと読むのでしょうか?
「名告る」の読み方!
読めそうで読めない、という方も多いと思うので、さっそく例文から「名告る」の読み方を考えてみましょう!
「自己紹介で自分の姓名を名告る」
自分の名前を相手に伝えることを何というでしょうか?
それでは正解を発表します!
正解は「なのる」でした!
言われてみれば確かにそう読める…と思った方も多いのではないでしょうか?
「名告る」の意味
さっそく「名告る(なのる)」を辞書で調べてみましょう!
「名告る(なのる)」と同じ意味の「名乗る(なのる)」で辞書を引くと…
①人に会ったりする時など、自分の名前や身分などを進んで…と言う。②「名乗り」を持つ。③「名乗り」を言う。表記「名告る」とも書く。
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1163
でした。
知っている言葉でも、改めて辞書を引くことによって理解が深まりますね!
人の印象は、第一印象で決まると言われているため、特に初対面の方との自己紹介では、はっきりと「名告る」ことが大切ですね!
ちなみに名字(苗字)を「名告る(なのる)」ことが国民全員に義務付けられたのは、今から150年ほど前、明治8年の「平民苗字必称義務令」という法令が作られてからなんだそう。
「名告る(なのる)」の読み方と一緒に、ぜひ覚えてみてはどうでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
「名告る」は「なのる」と読みます。
他にも、簡単そうで読めない漢字はたくさんあります。
気になった方はぜひ調べてみてくださいね!