今回ご紹介する漢字は「啄む」。
「啄む」は「口へん」に「豚の漢字の右側」を組み合わせた、あまり見慣れない漢字ですよね。
「啄む」は「ある動物の食べる動作」を表わしている漢字です。
いったいどんな動作なのでしょうか?
「啄む」の読み方!
さっそく例文を基に「啄む」の読み方を考えてみましょう!
「公園でハトが餌を啄むのを眺めるのが日課だ」
上述した通り「啄む」は「ある動物の食べる動作」のことです。
鳥がものを食べる様子を何と言うでしょうか?
それでは正解を発表します!
正解は「ついばむ」でした!
道端に落ちているものを、ハトが「啄んで(ついばんで)」いるのをじっくり観察したことがある方も多いのではないでしょうか?
「啄む」の意味
さっそく「啄む(ついばむ)」を辞書で調べてみましょう!!
[突き食むの意][鳥が]くちばしでつついて食う。
出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.1020
知っている言葉でも、改めて辞書を引くことによってより理解が深まるのではないでしょうか?
ちなみに鳥などの「嘴(くちばし)」という漢字は「口」と「此」と「角」の組み合わせから成っています。
また「啐啄同時(そったくどうじ)」という「啄」を使った四字熟語もあります。
意味は「またとない好機のこと」です。
「啄む(ついばむ)」と合わせて覚えると、記憶に定着しやすくなるかもしれませんね!
まとめ
いかがでしたか?
「啄む」は「ついばむ」と読みます。
このように学校では教えてくれない漢字は他にもたくさんあります。
興味を持たれた方は、ぜひ調べてみてくださいね!