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「撚る」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.12.2
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今回、ご紹介する漢字は「撚る」。
手偏(てへん)に「然」で構成された漢字に、送り仮名の「る」がついています。

読み方は2通り。

1つ目は、「捻る」とも表記できる、「撚る(ひねる)」という読み方。スイッチやコックを「撚る(ひねる)」という使い方をします。

それでは2つ目の読み方は、一体何でしょうか?

「撚る」の「ひねる」以外の読み方とは?

では、2つ目の読み方の発表です。
「もえる」と読んだ方は、不正解! 「燃える(もえる)」に似ていますが、旁(つくり)が違うのです。

ヒントは繊維を加工する際に使う言葉。

 

正解は「よる」でした!

「撚る」の意味は?

では、改めて「撚る(よる)」を調べてみましょう!

〔繊維など、細長いものを丈夫にするために〕逆方向に回すような力を、両端から繰返し繰返し加える。「糸をー/腹の皮をー〔=大笑いをする〕」

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1623

 

繊維を撚る(よる)光景を思い浮かべると、スイッチやコックを「撚る(ひねる)」様子とリンクしますよね。

ちなみに「撚る(よる)」も「撚る(ひねる)」も同じ送り仮名になるので、文脈から判断するしかないようです。

 

まとめ

いかがでしたか?
「撚る」は「ひねる」の他に「よる」とも読みます。

ぜひ、この機会に「撚る」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!