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「終夜」は「しゅうや」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.11.30
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本日で11月も終わり、いよいよ明日からは12月に突入です。今回ご紹介する漢字はそんな「終」に「夜」が組み合わさった「終夜」。

読んで字の如く、一晩中を意味する「終夜(しゅうや)」以外に意外な読み方があるのです!

一体なんと読むのでしょうか?

「終夜」の読み方!

では、早速「終夜」の読み方の発表です。

「おわりよ」と読んだ方は、不正解!

一日中を意味する言葉「ひねもす」が対義語であり、百人一首の一つ、俊恵法師の作品としても有名です。

「○○○○○ もの思ふころは明けやらで ねやのひまさへ つれなかりけり」

ここまで書くと、「あっ!」と答えを思い浮かべられた方も多いのではないでしょうか?

正解は「よもすがら」でした!

「終夜」の意味は?

それでは「終夜(よもすがら)」の意味を改めて、調べてみましょう!

ある行動や状態が一晩じゅう休みなく続く様子。「よすがら」とも。〔古風な表現〕「ーもの思いにふける」↔︎ひねもす

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1622

 

ヒントにも挙げた通り、「ひねもす」の対義語になります。

そして「終夜」は「しゅうや」、「よもすがら」以外に「よすがら」と読むこともあるのです。

まとめ

いかがでしたか?

「終夜」は「しゅうや」とも読みますが、「よもすがら」、「よすがら」とも読みます。

ぜひ、この機会に「終夜」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!