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「憚る」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.11.23
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今回ご紹介する漢字は「憚る」。

「忌みはばかること」や「遠慮すること」を意味する「忌憚(きたん)」は目にするケースは多いですよね。

そんな「憚」という字に送り仮名「る」が付くと、一体なんと読むのでしょうか?

「憚る」の読み方!

では、早速「憚る」の読み方ですが……。

「せみる」と読んだ方は、実は不正解!一見すると「蟬(セミ)」に似た漢字ですが、昆虫は無関係です。

スペシャルヒントは「忌憚」。

遠慮のない意見を求める際に「忌憚のない意見」という言い回しをすることは多いですよね?

ならば、「忌憚」が意味することは?

というわけで、サクッと読み方に移りたいと思います。

正解は「はばかる」でした!

「憚る」の意味は?

では「憚る(はばかる)」の意味を改めて、調べてみましょう!

自分の置かれた立場・状況などを考えて、その人・物事とかかわることを避けようとする。

出典:山田忠雄・倉持保男ら編、新明解国語辞典、三省堂(2020年11月20日第八版、青版)p.1158

 

遠慮を意味する「忌憚」と同じく、「憚る」という言葉にも遠慮するニュアンスが込められているようです。

また「口にするのも憚られる」という言い回しの他、「人目を憚る」といった慣用語や「憎まれっ子世に憚る」ということわざも広く知られています。

まとめ

いかがでしたか?

「憚る」は「はばかる」と読みます。

ぜひ、この機会に「憚る」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!