「何に見える？」あなたは“恩着せがましい人か”がわかる心理テスト

何かを人にしてあげるのは良いことです。ただ、その後で自分が相手にしてあげたということをやたらと強調してしまうと、恩着せがましくなってしまいますよね。あなたもそんな恩着せがましい人になってしまっていませんか？探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.コンパクト

2.ノート型パソコン

3.座椅子

4.囲い

図形がコンパクトに見えた人は、やや恩着せがましい人かもしれません。何か親切心でしてあげた時に、相手が感謝の気持ちを言ってくれないと、つい「やってあげたのに」と不平を漏らしてしまうことがあるのではないでしょうか。

このタイプの人は、どちらかといえばお殿様、お姫様タイプで、自分が何かをしてあげるよりもしてもらう方が多い人でしょう。それでも、時々気まぐれで誰かのために自分が動こうと思うことがあるのではないでしょうか。

おそらく、あなたが誰かに何かをしてあげようと思うときは、相手に「ありがとう」と言ってほしい気持ちが強いからでしょう。だから、どうしてもその言葉が自発的に相手から出ないと、恩着せがましい言葉を吐いて、感謝を要求してしまうのではないでしょうか。

図形がノート型パソコンに見えた人は、恩着せがましくない人かもしれません。自分が誰かのために何かをしたとしても、出来るだけスマートに、むしろ気が付かれないくらいにやりたい気持ちの方が強いのではないでしょうか。

このタイプの人は、控えめでシャイなところがありそうです。誰かに何かをしてあげることに対して、それほど抵抗感もなく、さらっとできる人でしょう。むしろ、大げさに感謝などされると居た堪れない気持ちになってしまうのではないでしょうか。

自分がやってあげたんだということを伝えることは、まずしないでしょう。そんなことをして、相手が恐縮したり感謝したり、周りから賞賛の目を向けられたらたまらないと感じてしまうからです。

図形が座椅子に見えた人は、あまり恩着せがましくない人かもしれません。自分が何かをしてあげて、相手が何のリアクションもなかったとしても、そういうものだと受け入れてしまうことが多いでしょう。

このタイプの人は、鷹揚で大抵のことはおおらかに受け入れてしまうようなところがありそうです。こうしてもらわないと嫌というような気持ちはあまりなく、相手の動きは相手任せで期待もしていないのではないでしょうか。

また、そもそもお節介焼きではないため、それほど人に何かをしてあげることもないでしょう。冗談で「私がやってあげたんだからね！」ということはあっても、本当に強く感謝してほしいとかは思っていなさそうです。

図形が囲いに見えた人は、恩着せがましい人かもしれません。自分が人にやってあげたことを、とにかく強調したい気持ちが強いでしょう。相手は感謝して然るべきと思っているため、ちゃんと感謝してくれるまでアピールするのではないでしょうか。

このタイプの人は、面倒見がよく自分のことよりも他人のことをやりたがるところがあるでしょう。役に立っていることに喜びを感じやすいため、何かをしてあげたら当然感謝があって当然と思っていそうです。

そのため、ことあるごとに「私がやってあげた」「助かったでしょ？」など相手に確認しようとする言葉を出しがちでしょう。あなたはただお礼を言われたいだけかもしれませんが、あまりしつこいと、恩着せがましいと思われてしまいがちかもしれません。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース編集部