「泥沼恋愛」にハマるのはなぜ？デメリットと不毛な恋から抜け出す方法

不倫や叶わぬ片思いなど、一度ハマるとなかなか抜け出せない泥沼恋愛。どうして人はいけないと思いながらも、沼にハマってしまうのでしょうか？そこから這い上がるための方法も踏まえて、一緒に考えていきましょう。

「この人に恋をしたら、絶対に不幸になってしまう…」「このまま続けていても先はないのに…」など、分かっていてもなかなか止められないのが泥沼恋愛。中には自分が沼にハマっていることに気付かないまま、ズブズブと続けている人も少なくありません。

不毛な恋に身をやつしてしまう理由は様々ですが、いけないと思うからこそ、深みにハマってしまうというケースが多いのです。人間、駄目だと言われるとそっちに行きたくなり、押すなと言われると押してしまいたくなるもの。

このまま続けても幸せにはなれないと分かっていても、「いけない恋愛をしている」という刺激から逃げられなくなってしまうのです。

沼にハマって辛い思いをするのが、自分だけならまだ自己責任で済むのですが、そうは問屋が卸さないもの。特に不倫は、要注意です。

何の落ち度もない、自分や相手の家族を傷付けることになってしまいます。無責任な恋に浸り続けた結果、友人や同僚といった周囲の人達からの信頼を失ったり、社会的信用を失ったりすることも。

泥沼恋愛は辛いだけではなく、ときに実害をもたらすことを頭に入れておきましょう。

泥沼恋愛は、心理的にも良くない影響をもたらすことが多いです。特に多いのが、恋愛観がこじれて良くない恋愛ばかりするようになるというもの。基本、泥沼と呼ばれる恋愛はマイナスの感情に支配されることになるため、逆にちょっとした幸せがものすごい快感に感じられてしまいます。

これを繰り返しているとだんだん感覚が麻痺してきて、一度抜け出してもまたすぐ他の沼に落ちてしまうことが多いのです。纏う雰囲気が変わってしまい、妙な恋愛の方から寄ってくるようになったというのも、よく聞かれる話です。

辛い恋愛は、尾を引きます。恋が終わった後も「恋愛というのは辛く苦しいもの」とネガティブなイメージが染みついてしまうと、恋愛に希望が持てなくなり、恋自体できなくなることもあります。泥沼恋愛は、基本幸せな結末を迎えられません。だからこそ「泥沼」と呼ぶのであり、早く抜け出す必要があるのです。

泥沼から這い出すためには、一度恋愛以外に没頭できることを探して、そこに集中するのがおすすめです。また、自分に発生する法的な責任を知って、頭を冷やすというのもおすすめです。

相手からの誘いに乗らないように、自分ルールを厳守し周囲にも協力を求めるようにするとよりいいでしょう。

望んで泥沼にハマってしまう人は、いないはずです。しかし一度落ちると這い出すのが難しく、やっと抜け出したと思っても、繰り返すことも少なくないのが泥沼恋愛の怖いところ。

楽しく幸せな恋愛をするためにも、一刻も早く抜け出す努力を、そして頭を冷やして気持ちを切り替える努力をすることが大切です。