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BESSにしか作れない「走るログ小屋」が誕生。発表会で初披露された詳細を余すことなくレポート!

  • 2021.10.25

「IMAGO(イマーゴ)」シリーズの新作をひと足先にチェック

BESSがとんでもない新作を出すらしい——。そんな便りを聞いて向かったのは、東京・代官山にあるBESSの旗艦店「BESS MAGMA」。コロナ禍でリモートワークの定着や自宅環境が見直されるなかで爆発的にヒットしているログ小屋「IMAGO(イマーゴ)」の新作発表会が、2021年9月29日〜10月1日で開催されました。

自家用車でけん引できる、フリーダムなログ小屋

釣りもキャンプも一緒に行ける走るログ小屋

現行モデルの「IMAGO-A」

「IMAGO」は2016年から販売中のログ小屋シリーズです。自宅の庭に置いて「離れ」のように使うなど、コロナ禍で働き方や生活スタイルが大きく変わった今、注文数が爆発的に増加中。2021年4〜8月の申込数は前年比221%と、BESSの目玉商品のひとつになっています。

リモートワーク場所や誰にも邪魔されないプライベート空間としても人気ですが、特に多いのがキャンプや釣り、バイク用品を詰め込んで、自分だけの「趣味部屋」を作り上げる人たち。今回発表された新作は、そんなこだわりの空間をまるごと、どこにでも持ち出すことのできる「走るログ小屋」です。これまでは地面に固定されていたログ小屋を移動可能にしたことで、外遊びがもっと自由に楽しめるようになります。

車にけん引されて新モデル「IMAGO iter」が登場

発表会では、新モデルの「IMAGO iter(イマーゴ・イーテル)」が車にけん引されているシーンに出会えました。そう、「走るログ小屋」とは"車輪付きで車でけん引できるログ小屋"のこと。

もちろん安全性はお墨付き。高速道路や街中での走行をイメージし、開発段階で円旋回やレーンチェンジ、Jターンなどの走行試験をクリアしています。この車両としての安全性の高さもアピールポイントのひとつです。

新作のラインナップは、12フィート(床面積6.51㎡)の「IMAGO iter」の幌(ほろ)屋根タイプと木屋根タイプ、20フィート(床面積11.27㎡)の木屋根小屋「IMAGO X(イマーゴ・エックス)」の3種類。今回は「IMAGO iter」の幌屋根タイプと「IMAGO X」の内部に入ってきました。

まるで旅する秘密基地「IMAGO iter」

まずチェックしたのは、先ほどけん引されて登場した「IMAGO iter」の幌屋根タイプです。室内の面積は6.51㎡で、高さは約2.4m(タイヤを含めると約3.5m)。価格は税込457万円です。

後ろから見るとこんな感じ。こうして見ると、やはり「車感」があります。今回の新モデルはどれも車両扱いとなるので、取得にあたっては車庫証明や車検証、ナンバープレートの交付などが必要。車検の際は、フォークリフトで上下をセパレートします。

国産杉材を使用したログ壁は、引き渡し時にはあえて無塗装のまま。自分で好きな色に塗って、自由にカスタマイズを楽しめるという点も心が踊ります。

出入り口となるスライド式のガラスドアは開放感たっぷり。走行時は安全のため、外側に木の板を設置。

こちらは室内のフロント側。写真のように釣りなどの趣味のギアをずらりと並べれば、ちょっとしたコレクション部屋が完成。木の壁は釘やネジなどを自由に打ち込めるので、DIY欲もくすぐられます。室内にいるだけで、杉の香りが心地いいです。

こちらはリア側。フロント、両サイド、リアと4面に設けられたガラス窓のおかげで、風の通り抜ける爽やかなログ小屋に仕上がりました。写真のようにソファ兼簡易ベッドを設置すれば、ルアー作りの合間に昼寝したり、仲間を呼んでくつろいでもらったりと、秘密基地さながらの空間を作り上げることができます。

日の光を感じられる幌屋根は、室内にいても外と繋がっているような開放感があります。フレームがむき出しになっているのも、アウトドア好きにはたまらないラフな雰囲気。

木の壁に棚を取り付けて、趣味の道具を並べるのも良さそうです。大好きなギアに埋もれれば、ますます秘密基地っぽくなるかも!?

もはや居住空間。広々とした「IMAGO X」

お次は「IMAGO X」に乗車してみました。先ほどの「IMAGO iter」よりも大きく、床面積が11.3㎡、高さは約2.4mとなっています。タイヤを含めた高さは約3.6m、価格は税込442万円。

フロント側から見た形がこちら。斜めの屋根が印象的なデザインです。

出入り口には4枚組のガラスドアが採用されています。フルオープンにすれば、まるで外と室内がひと続きになっているような感覚に。周囲の自然に溶け込めるログ小屋となっています。

室内に入って、リア側を見渡すとこんな感じ。「IMAGO iter」と同じですが、奥行きがあるのでより広く感じます。出入り口のガラスドアとその他3方向に設けられたガラス窓のおかげで、光をたっぷり取りこむ構造。こちらも簡易ベッド兼ソファを置けば、住みたくなるような快適空間のでき上がりです。

こちらはフロント側。高級感があふれ、別荘の一室のようです。この空間がどこにでも移動できるなんて…。アウトドア好きの夢を叶えた、理想的なログ小屋にときめきが止まりません。

壁に棚を取り付けてグラスやマグカップを並べたり、フックを設置してコートやバッグ掛けにしたりと、アイデア次第でいかようにもDIYができそうです。

「お気に入りの空間を持ち運ぶ」という楽しくて心地いいライフスタイル

以上、BESSのIMAGOシリーズの新モデルを紹介しました。

どちらも中に入った途端に木の香りに包まれ、胸いっぱいに深呼吸したくなるような空気に満ちていました。自然の中へ連れ出しても、違和感なくスッと溶け込んでくれること間違いなし。愛してやまない趣味の「好き」を詰め込んで、「好き」な場所に移動し、じぶん流に楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回の新モデルが気になった方は、まずはお近くのLOGWAYに足を運んでみるか、公式ホームページをチェックしてみてください。アウトドアをもっと好きになれる「ログ小屋」にきっと出会えます。

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