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【今月の質問】平熱は低めの35.6度。体温は高いほうが痩せやすい?

  • 2021.10.24
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ボディワーカー 森 拓郎のダイエット道場

教えてくれたのは…

ボディメイクの救世主

森 拓郎さん

運動指導者。パーソナルトレーニングジム「rinato」、小顔・美容矯正サロン「ルポルテ」をプロデュース。独自のボディメイク理論を数々のメディアに発信し、Twitterのフォロワー数は8万超。国内最大級のオンライングループレッスンが評判。著書は『きれいな人の老けない食べ方』(SBクリエイティブ)ほか多数。
Instagram:mori_taku6_

森 拓郎さん 間違いだらけのアラサー女子の習慣に喝!

Q. 平熱は低めの35.6度。体温は高いほうが痩せやすい?

低体温女子こそ糖質オフが太りやすい体をつくる

厚生労働省によると、体温が1度上がると基礎代謝量が13%上がるといわれています。たとえば、基礎代謝量1500キロカロリーの人の場合、約195キロカロリー分多く消費できます。市販のチョコチップクッキーなら3~4枚分消費できるんですから、体温が高いほうが痩せやすいのは事実。

体温を上げるためには、とったエネルギーを燃やして熱に変える能力が必要です。その役割を果たすのが筋肉。そのため筋肉を増やすのは重要ですが、見逃しがちなのが熱をつくるときに必要な糖質の存在。糖質オフダイエットで体温が上がらなくなり、逆に痩せにくい体をつくっている人が少なくありません。特に体温が35度台の人がダイエットをするなら、食事を減らすより、筋トレなどの運動をしながら、糖質をしっかりとるダイエットがおすすめ。まずは体温を上げて、エネルギーを燃やしやすい体をつくったほうが、痩せやすくなります。

ボディワーカー 森 拓郎のダイエット道場 イラスト

Q. 体が硬いのが悩み。体が硬いと太りやすいの?

体の柔らかさより思い通りに動く機能性の高い体が◎

「体が硬いから太りやすい」ということはありません。たとえば、股関節まわりの筋肉が硬いと下半身への血流が悪くなり、脚がむくんで太くなりやすい可能性はあります。でも逆に、股関節まわりの筋肉がやわらかすぎると、筋トレをしても正しいフォームがキープできず、効果が出づらい場合も。痩せやすい体づくりに大事なのは、体の柔らかさよりも機能的に働く筋肉をつけること。たとえばスクワットでちゃんとしゃがむことができるとか、深く呼吸ができるとか、思い通りに体を動かすことができる、ほどよい柔軟性が痩せやすい体をつくります。

森 拓郎さん「糖質は悪じゃない。正しくとって脂肪を燃やそう」
糖質オフより糖質+運動で体温UP! 痩せやすい体をつくろう

撮影/恩田亮一 イラスト/腹肉ツヤ子 スタイリング/坂下シホ 取材・文・構成/山本美和

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