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「等閑」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.12.2
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突然ですが、皆さんは物事を深く気に留めず、ついいいかげんな態度をとってしまった経験はありますか?

そのような場面を表す言葉から、今回は「等閑」という言葉をご紹介します。

皆さんはこの漢字、正しく読むことができますか?

「等閑」の読み方とは?

「等閑」とは、いいかげんな態度を表す言葉です。例えば、「等閑な態度」「学業を等閑にする」というように使いますよ。

音読みで「とうかん」とも読むことができます。この場合も今回と同じような意味合いで用いられるのですが、今回はもっと聞き慣れた“四文字”で考えてみてください!

少し難しいと思いますが、皆さんわかりましたか?

正解は「なおざり」でした!

「等閑」はどんな意味?

「等閑(なおざり)」を調べてみましょう!意味は下記の通りでした。

1 いいかげんにしておくさま。本気でないさま。おろそか。
2 ほどほどで、あっさりしているさま。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

「ないがしろにする」というような意味合いで用いられる言葉です。

ところで皆さん、「なおざり」に似た「おざなり(御座なり)」という言葉をご存知ですか?

「おざなり」の意味は以下の通りです。

いいかげんに物事をすませること。その場だけの間に合わせ。また、そのさま。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

「なおざり」と「おざなり」、言葉の音自体は非常に似ていますよね。

上記にある通り、両者「いいかげんにする」という意味がありますが、「おざなり」は投げやりに物事を済ませ、「なおざり」はほったらかしにするという意味合いが強いようです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「等閑」は「なおざり」と読むことができます!

使ったことがあっても漢字の表記は初めて知った方が多いのではないでしょうか?

「おざなり」との区別が難しい言葉ですが、ぜひこの機会に2つ併せて覚えてみてくださいね!