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「婚活をやめた途端に相手が見つかった」という考えの落し穴

  • 2015.7.22
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婚活疲れをしてしまっている女性は少なからずいるものです。コラムニスト・ひかりさんが、悩める女性のお悩みにお答えします。

婚活に対する心構えがわからない(マリーさん)

婚活していますが、なかなかうまくいきません。例えば、「自分を信じてピッタリの男性に出会えるようがんばって婚活していても出会えず、もう婚活やめようと決めた途端に出会えた」とか、諦めた途端に出会ったという話を聞きます。

信じてがんばり続けていいのか、それともあきらめた方がいいのか、という疑問が湧いてきました。どうしたらいいのでしょうか?

マリーさんへの回答

物事を表面的に見てしまうと、「婚活をやめたから、最適な相手に出会えた」という結論になりがちですが、実際はそういうことではないと思うんですよね。例えば、結婚を諦めたときに良い人に出会った人というのは、結婚を求め過ぎていたところがなくなり、肩の力が抜けたことで、より魅力的になり、良縁に恵まれた可能性もあります。

人との出会いには、人知を超えた縁やタイミングもあります。大概は、今、目の前に問題があるときは、必ず自分にとって学ぶべきこと、気付かなくてはいけないことがあるもの。それをクリアしたときに、運命の人に出会うなんてことは大いにあるわけです。

今、学ぶべきことを学ぶ!

私のところには、以前、お悩み相談をお答えした読者さんから、「結婚した」「夫婦仲がよくなった」というご報告をいただくことがあります。そういう方々はどなたも、そのときに大切なことを学び、自分が変わったからこそ状況が改善していることが多いんですよね。

例えば、妊娠できなくて苦しんでいた女性が、「もう旦那さんと2人で生きていこう!」と決意したら、子供ができたとか。そもそも「子はかすがい」とは言っても、子供がいなくても2人でやっていこうと思えるような夫婦ではないと、子供が生まれてから先が思いやられます。それだけの夫婦の絆ができたからこそ、神様からのご褒美であり、試練でもある、「子育て」という人生のテーマを与えられたとも言えるのです。

今、マリーさんが見つめなくてはいけない、自分のテーマは何でしょうか? それを、ご自身でも考えてみてはどうでしょうか? 例えば、「結婚をしたら、幸せになれるはず!」なんて思っているのであれば、それは間違っています。独身の今でも幸せではない人は、結婚したからって幸せになれないことをよく理解し、“今、幸せになる”ことが必要です。

また、婚活を頑張っているとのことですが、一体何に頑張っているのか? ですよね。「相手を愛する」ことに頑張るなら、愛を掴める可能性はありますが、単に自分の条件に合う人ばかりを探して、自分のメリットばかりを追い求めていては、素敵な出会いはないかもしれません。

恋愛のお悩みはこちらへ。 コラムニスト・ひかりさんが厳しくも愛のこもった回答をお届けします!

「人を幸せにできる自分」になってこそ、素敵な人が目の前に現れるものなのです。類は友を呼びますしね。今、うまくいっていないことにも、必ず意味があります。自分が学ぶべきことをきちんとみつめてみては?

(コラムニスト・ひかり)

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