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こんな漢字見た事ない?!【孱】この難読漢字読めたら最強です…!

  • 2021.10.22

漢字の中には、普段目にすることのない難読漢字も多く潜んでいます。 今回ご紹介する「孱」もそのひとつですが、一度でも目にしたことはあるでしょうか。 もし読めるなら、間違いなくあなたは漢字博士です。

(1)「孱」の読み方

「戸」に「子」が3つある「孱」という漢字。 もしかしたら見たことがある漢字かもしれませんが、読み方は想像がつかないでしょう。 この漢字は、「さん」「せん」「ぜん」と読みます。 ひとつ漢字で読み方が3つもあり、つく漢字によって読み方が変わるのです。 ちなみに、送り仮名が違うだけでも読み方が別物になります。 「孱い」で「よわい」、「孱る」で「おとる」と読むため、読むことも難しい漢字です……。 (『広辞苑』より)

(2)「孱」の意味

「孱」の意味は、「か弱い」「貧弱」「臆病」になります。 「孱」を使った言葉があり、「孱弱」といいますが、この意味も「ひ弱」です。 漢字だけ見ると強そうなのですが、実際は異なるようです。 「孱」とつくことで、意味はすべて「弱い」をさす言葉になってしまいます。 なぜ「孱」は弱いものをさすのか、成り立ちについてみていきましょう。 (『広辞苑』より)

(3)「孱」の成り立ち

「孱」は、会意文字です。 「子」は弱者、つまり弱いものをさし、「戸」は屋根のことをさします。 屋根の下に弱いものがたくさん集まっている様子をあらわした漢字が「孱」です。 (『広辞苑』より)

(4)「孱」がつくにもかかわらずいい意味も

あまりいいイメージのない「孱」ですが、さんずいがつくといい意味のものに変身します。 さんずいに「孱」と書いて「潺」になりますが、読み方も同じで「せん」です。 意味としては、「水が流れる音」「さらさら」といったせせらぎを想像します。 美しい意味に変わりましたが、「さんずい」がつくかつかないかで、これほど大きく変わるのには正直驚きではないでしょうか。 (『広辞苑』より) 送り仮名や漢字によって読み方が変わる難読漢字「孱」。 これは、読めるだけでも十分価値のある漢字ではないでしょうか。 この機会に、同じ漢字を使った難読漢字を調べてみるのもいいですね。 (恋愛jp編集部)

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