もうじき2021年が終わりますよね! みなさんにとって2021年はどんな年だったでしょうか?
年明けに思いをはせると、期待はもちろん、ちょっぴり嫌なこともありますよね。
その中の一つに挙げられるのが「杉花粉」!
さて今回は、そんな「杉」にちなんだ難読漢字「老杉」をご紹介。みなさんは、正しく読むことができますか?
「老杉」の読み方!
それぞれの漢字はいたって簡単に読めますよね。
「老」なら「おいる(おいる)」や「老(ろう)」。「杉」は「すぎ」、というように。
では、読み方は「ろうすぎ」、それとも「おすぎ」…?
残念! 実はどちらも不正解なんです。「おすぎ」はなんだか苗字みたいですが違います。
同じ漢字を用いて「おいすぎ」と読む日本酒もあるそうですが、今回は“特定の杉”を表す言葉を当ててみてください。「杉」の読み方がポイントになりますよ。
それでは、正解を発表します。
正解は「ろうさん」でした!
「老杉」について
「杉」に「さん」という読み方があるなんて、びっくりされた方も多いはず!
では、“特定の杉”とはいったい…? 辞書を確認してみましょう!
長い年月を経た杉の立木
出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館
こちらはまさに読んで字のごとく! 読みに比べてとっても簡単ですよね。
ちなみに、瀬戸内海の小豆島には「老杉洞(ろうさんどう)」という、「日本三大渓谷美」に数えられる「寒霞渓」の表12景の一つがあるんだそう。当地に生息するニホンザルは、香川県の天然記念物にも指定されているそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「老杉」は「ろうさん」と読みます。
「杉」を「さん」と読む、ちょっぴり珍しい言葉です。この機会にぜひ覚えておいてくださいね!