【かつや】「カツ丼は玉子とじ一択！」→“もう一つの定番”が衝撃の旨さでした…！《実食ルポ》

かつやの定番メニューの中に、サクサクに揚げたロースカツを、とろ～り玉子でとじてご飯にのせた「カツ丼」のほかに“もう一つのタイプ”があることはご存知でしょうか？

玉子ではないものの、ロースカツと相性抜群な“あるもの”がたっぷりかかっています。はたして、その味は？

実際に食べた感想をレポートします。

今回いただくのは、こちらの「ソースカツ丼弁当（竹）」（税込702円）です。名古屋の味噌カツや岡山のデミカツ丼などなど、地域によってカツ丼も多種多様。ソースカツ丼は特に、福井県や会津、群馬県のものが知られていると思います。

電子スケールで測ってみたところ、重量は523gでした。なお、ロースカツは梅の場合80g、竹の場合120gになります。

※容器の重量を含んでいます。

早速開封したところ、揚げ物特有のこうばしい香りとともに、おいしそうなソースの香りがふわ～と鼻を通り抜けました。これは食欲がそそられますね…。

ロースカツは全体がひたされている訳ではなく、後からソースがかけられている様子。サイドには玉子でとじたカツ丼では見かけない、千切りキャベツがたっぷり盛られています。

ソースはほどよく酸味が効いており、どことなくスパイシーさも感じられるテイスト。サックリ揚がったジューシーなロースカツと相性抜群で、一口目からなんともクセになります。

後がけのためか、衣のサクサクとした食感がしっかり残っているのもうれしいポイント。この食感が楽しめるのは、玉子でとじたカツ丼と大きな相違点と言えそうです。

ご覧の通り、ソースはご飯にもしっかりしみています。もはやロースカツなしでも十分食べられそうなほど濃い味です。

そのため、シャキシャキの千切りキャベツが箸休めにぴったりです。お好みでからしや七味唐辛子をかけてもおいしくいただけますよ。

玉子でとじたものももちろんおいしいですが、かつやは「ソースカツ丼」もしっかりおいしいです。「普段カツ丼は玉子とじのものしか注文しない」という方も、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか？

筆者：松本陸杜／ライター