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「橇」=「きけけけ」?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.19
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冬に「橇遊び(そりあそび)」をしたことのある方は多いはず。降り積もった雪の上をびゅ〜ん!と滑っていくのは本当に楽しいですよね!

さて、そんな「橇」ですが、実は「そり」以外にも読みがあることはご存知ですか?こちらも雪に関する道具を表しています。

さぁ、当ててみてください!

「橇」の読み方!

「毛」が3つもあるので「け」と読みたくなる気持ちはわかりますが、残念ながら不正解!読み仮名はこちら1文字でなんと4文字です。

降り積もった雪の上を歩くのは大変。足が沈み込んでしまい、思うように前に進めなくなってしまいます。こちらは、それを防いでくれる役割がありますよ。

どこかでそんな道具の名前、聞いたことはありませんか…?

それでは、正解を発表します。

正解は「かんじき」でした!

「橇」について

そう!「橇」には「かんじき」という読み方もあるんです。

筆者は小学校のとき、偶然その存在を知りましたが、「え? 聞いたことない…」という方もいらっしゃるかもしれませんね。こんな道具です!

〘名〙(「がんじき」とも) 雪国で、深雪中に足を踏込まないように、靴、わら靴などの下につける道具。木枝、つるなどを円形や楕円形に作ったもの。滑らないように木爪をつけたものや、凍雪用、登山用には鉄製の爪をつけたものもある。がんぜき。《季・冬》

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

素材は「木枝、つる」とありますが、今日では発展し、プラスチック製やアルミなどの金属製もあるようです。調べてみたところ、カラーや形状も様々でした。

あまり聞き慣れない道具ですが、現在でも雪国の生活には欠かせないようです。

時と場合によって「橇」を「そり」と読むか「かんじき」と読むかは異なります。間違えてしまわないよう気をつけてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「橇」は「そり」のほかに「かんじき」とも読みます。

知っているあの漢字にも、実は異なる読み、意味があることはそう珍しくないですよ。まずはみなさんの氏名に使われている漢字などから、深く調べてみてはいかがでしょうか?