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「青鳥」の「青い鳥」以外の意味とは?

  • 2021.11.26
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「なんだか最近、全然いいことない…」という日々を送っていらっしゃる方はいませんか?どこかから「幸せの青い鳥」が飛んでこないものでしょうか…?

さて、「幸せの青い鳥」のモデルはメーテルリンクの童話ですが、実は「青鳥(せいちょう)」という言葉には、読んで字のごとく「青い鳥」という意味以外にも別の面白い意味があります。

今回は、それを当ててみてください!

「青鳥」の隠れた意味は…?

「青鳥なんだから青い鳥でしょう?」「ほかに意味なんてあるの?」と困惑された方も多いはず。でも、嘘じゃありません! しかも、とっても面白い意味なんです。

中国の故事に由来します。もしかしたら、高校生の時に習った方もいるかも…?

ここで大ヒント! 鳥が運ぶもの、何か思いつきませんか? 「○○バト」というのですが…。

それでは、正解を発表します。

正解は「書簡」でした!

「青鳥」について!

そう! 「青鳥」には「書簡」という意味があるんです。

ほかにも意味があるので、元になった故事と合わせて、しっかり覚えておきましょう!

(前漢の東方朔が、三足の青い鳥の飛来したのを見て、西王母の使いであるといった「漢武故事」の故事から)使者。使い。書簡をとどける使者。また、書簡。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「青鳥」にこんな意味があるなんて、びっくりしましたか?

ちなみに、ヒントの答えは「伝書バト」。ルーツは古代エジプトに遡る伝統的な通信手段で、現在のように電話が普及する前は、日本でも使われていたみたいです。

江戸川乱歩の『少年探偵団』にも出てきます。気になった方は、ぜひ作品を読んでみてください!

まとめ

いかがでしたか?

「青鳥」には「青い鳥」のほかに「書簡」などの意味があります。

もし鳥を見かけたら「そう言えば青鳥って…」と、周りの人に教えてあげてみてくださいね。きっと驚かれるはずですよ!