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「赤菜」って何のこと?使い勝手抜群の、あの食材のことなんです

  • 2021.11.27
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鍋物に欠かせない「白菜(はくさい)」や緑色野菜の総称である「青菜(あおな)」。どちらもよく知られているものですが、みなさんはほかにも「色+菜」の言葉があることはご存知ですか?

そこで! 今回は、その一つである「赤菜」をご紹介。読み方はいたって簡単ですが…みなさんは、こちらがどのような野菜か答えることはできますか?

「赤菜」の正体は…?

読み方は「あかな」でOK! とっても簡単ですよね。

でも、意味はなんでしょう。赤い葉っぱを持っている野菜…みなさん、心当たりはありますか?

京都府をはじめ、関西圏にお住いの方ならわかったかもしれませんね。なんでも、こちらは京都府と滋賀県で多く栽培されている野菜なんだとか。

それでは、正解を発表します。

正解は「蕪(かぶ)の栽培品種」でした!

「赤菜」について

お漬物にしたり、シチューに入れたりして食べられる、使い勝手抜群の「蕪」。「赤菜」とは、そんな「蕪の栽培品種」なんだとか!

蕪と言えば葉っぱは緑、根っこは白のイメージがありますよね。でも「赤菜」はまるで違うんです!

〘名〙 カブの栽培品種で、主に根を食用にする。京都府および滋賀県に多く栽培される。高さ六〇センチメートル内外。カブに近い。根は円柱形で約二〇センチメートル、上部は紅紫色で、中部以下は白色。葉は倒卵形。葉柄は紫紅色を帯びる。春、枝先に黄色の四弁花を多数つけ、下から順に開く。ひのな。むらさきな。おうみな。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

色だけでなく、なんと形も違うみたい! 蕪はまん丸のイメージがありますが、こちらはなんと円柱形。むしろ人参や大根に近い形をしているかもしれません。そして、その名の通り紫色をしている部分が多いそう!

お漬物にしたり、サラダや温野菜にしていただくと美味しいのだとか。興味を持たれた方は、ぜひ食べてみてくださいね!

まとめ

いかがでしたか?

「赤菜」は「あかな」と読み、「蕪の栽培品種」を表します。

こちらのほかにも「色+菜」の言葉はありますよ。今後もご紹介していくので、楽しみにしていてくださいね!