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「俏す」はなんと読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は…?

  • 2021.12.20
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簡単そうに見えても、読めそうで読めない漢字ってありますよね。今回出題する「俏す」も、記事のタイトルを見てもどかしい気持ちになった方、いらっしゃるのではないでしょうか?

「蛸(たこ)」という漢字にも似ていますが、“へん”が違いますよね…さあ、「俏す」の読み方を考えてみてください!

「俏す」の読み方

それでは、「俏す」の読み方を発表します。

ヒントは、「や」から始まり、送り仮名を入れて3文字です。

古典で「身を〇〇す」という表現を聞いたことがある方も多いと思います。

正解は、「やつす」でした!

「俏す」について

では、「俏す(やつす)」はどのような意味なのか調べてみましょう!

①目立たぬ姿に変える。見すぼらしく様子を変える。②出家して姿を変える。③痩せるほどに切に思う。熱中する。④行儀をくずす。うちとける。くつろぐ。⑤略す。くずす。⑥容姿をつくる。化粧する。

出典:新村出編『広辞苑』(第六版)、岩波書店(2008年1月11日第六版発行)p.2829

と、さまざまな意味がありますが、基本はマイナスの意味での「姿を変える」ことを指す言葉なんですね!ちなみに「やつす」は「窶す」とも表記することができますよ。

また、「俏」の字は他に「俏る(にる)」や「俏る(かたどる)」と読むこともできるそうですよ。

まとめ

いかがでしたか?

「俏す」は「やつす」と読みます。

現代で使われることはあまりない言葉ですが、覚えておいて損はありませんよ。

ぜひ、古典に触れる機会などがあったら思い出してみてくださいね!