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今日も朝食ナシ!? 育児で忙しい妻の“食事の支度”を手伝うポイント

  • 2015.7.22

【パパからのご相談】

子どもが産まれてから、妻が朝食の支度をしてくれなくなりました。子どもが2人もいてまだ幼いため疲れているのだと思います。とはいえ、朝食は活力ですし、妻は専業主婦なので、そこはお願いしたいところです。 どんなふうに言ったら作ってくれるようになるでしょうか。

●A. 食事の支度をしやすい環境にしてあげると、奥様が作りやすくなります!

こんにちは。メンタルケア関連を中心に執筆をしているフリーライターの桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

小さいお子さん2人の世話は、とても大変です。母親業と家事は24時間勤務です。お子さんが夜泣きをしても“残業”ということにならないので、本当に大変だということをわかってあげてほしいと思います。相談者様の言う通り、朝ご飯は1日の活力となりますね。大切だということは奥様も十分承知のことと思います。でも、なかなか体が動かないということもあるんです。

そのために、少し奥様に協力して食事の支度がしやすい環境を作ってみるという作戦を使ってみるというのはどうでしょうか。

●食事の支度をしやすい環境とは?

食事の支度をしようと思っても、お子さんが泣いたり、奥様の足にしがみついてきたりすれば、ご飯の支度どころではありません。台所には危険なものがありますから、そこに近づけなくなってしまうこともあるでしょう。

もちろん、簡単に食卓に出せるようなものや、少し火を通せば食べられるものがそろっていれば、作る気も湧いてきます。でも、これが難しいんです。子どもを連れての買い物は本当に大変で、夕食のメニューを考えたり、自宅にないものを補充したりすることで精一杯です。

相談者様が手伝える部分を手伝うようにすることで、奥様が食事の支度をしやすくなります。

●子どもの面倒をみるだけじゃあアウト!

小さいお子さんたちがいる中で、取るべき行動として、最初に“子どもの面倒を見てあげること”が挙げられますよね。きっとこれは察しがついたのではないでしょうか。もしかしたら、すでに実行中かもしれません。

でも、子どもって朝起きてすぐ遊んであげるだけではダメなんです。テレビを見せれば、「なんでテレビ見せてるのよ!」などと奥様に怒られるかもしれません。

大事なのはお着替えをさせたり、おむつの交換をしたりといった朝の身支度です。「お父さんと一緒にやろう」と声をかければ、子どもは応じてくれるようになります。それでも、「ママじゃなきゃイヤ~」とだだをこねてしまうときは、お子さんを抱っこして、ちょっとだけ外に出てみましょう。散歩するわけではなく朝の空気を吸いに行くだけですが、それでも子どもは喜びます。

私の主人は、毎朝子どもたちと玄関の外に出るのが習慣です。(雨の日でも)朝は気持ちがいいようで、ちょっとした気分転換になるみたいです。息子が5歳(現在11歳)、娘が2歳(現在8歳)くらいのころから今も継続中です。

10分程度ですが、朝食を十分に作る時間が取れます。一人の自由な時間でもあるため、奥様は喜ぶと思います。

●もうひと動きがおいしい朝食を生む!

「買い物をするときに朝食のメニューまで想定できない」というママもいるでしょう。そんな場合、奥様が買い忘れたものを買ってきてあげればとても喜ばれると思いますよ。

今の時代、電話・メール・LINEと連絡を取る方法はいくらでもあります。ですから、「帰りに何か買ってきて欲しいものある?」と聞いてみるのが一番です。そうすれば、「それまだある。余計なもの買ってきて!」なんてお小言を奥様の口から聞かずに済みます。そればかりか、「ありがとう。助かった~」と感謝されるでしょう。“最初に聞く”ことがポイントですよ!

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奥様に、「朝食を作ってあげたい」と思う心が全くないわけではないと思います。忙しさに負けてしまっているのでしょう。そこで相談者様が少しの手助けをしてあげれば、絶対に朝食を作ってくれるようになると思います。

怒ってしまえばケンカにもなりますし、「作りたくない」という気持ちを持たせてしまうことになりますので、「自分はこんなことをして手伝うから、朝食作って欲しい」と優しい言葉で伝えましょう。手伝いを有言実行してみたら、作ってくれるようになると思います。

奥様への“心のかけ方”を行動で示せば、奥様も動いてくれるようになるはずです。一度試してみてくださいね。

【参考文献】

・『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』明橋大二・著

●ライター/桜井涼(フリーライター)

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