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「肉」は「にく」以外に何と読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は…?

  • 2022.4.9
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みなさんの好きな食べ物はなんですか?世界にはおいしい食べ物がたくさんありますが、「肉(にく)」が好き、という方はとっても多いと思われます。

さて、実は「肉」には「にく」以外の読み方があることはご存知でしょうか?読み仮名は同じく二文字ですが、けっこう変わっていますよ。さぁ、当ててみてください!

「肉」は「にく」以外に…?

「肉」の別の読み方だからって、「ミート」と英語にする、なんて方法は間違いです!れっきとした日本語の読み方があるんですよ。

もちろん「肉」で「ぶた」や「うし」、「にわとり」と読むわけではありません。「みみ」や「はは」のように、同じ文字が二回使われますよ。

読み仮名四文字の動物の名前の、下二つと同じです。いかがでしょう…?

それでは、正解を発表します。

正解は「しし」でした!

豆知識

ヒントの動物は「イノシシ」。加工後は「猪肉(ししにく)」と呼ばれるため、こちらから答えにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれませんね。

では、「肉(しし)」とはどういう意味なんでしょうか?

肉を意味する古語で、「宍」「肉」の字をあて、食肉や人体の肉をさす。また「獣」の字をあてて、食肉の供給源であったけだものを総称し、なかでもシカとイノシシをさすことが多いが、これは、とくにその肉が好んで食されたことによるものと考えられる。(後略)

出典:『日本大百科全書』小学館

 

「肉」を意味する古語なんですね!どうりで、現代ではあまり耳にしないわけです。

ちなみに、「猪肉」は「ぼたん肉」、「馬肉」は「さくら肉」などの別名がありますよね。

これは、昔日本では食肉がタブー視されていたため、植物の名前で呼ぶことで、バレないようにしたためとも言われています。

ちなみに、「牛肉」と「豚肉」に別名がないのは、当時はあまり食べられなかったからなんだとか。

まとめ

いかがでしたか?

「肉」は「にく」以外に「しし」と読みます。

食べる機会も多いはず。この機会にぜひ覚えて、話のネタにしてください!