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浴衣をお家でお洗濯する方法

  • 2021.10.20

夏に活躍した浴衣。 お手入れがむずかしいから毎年クリーニングに出しているけど、お家で洗えないのかな? そう考えたことのある人も多いのではないでしょうか? 今回は浴衣のおうちでのお洗濯方法をご紹介します。

浴衣が自宅で洗えるかチェックしよう!

洗濯マークをチェック

浴衣にもお洗濯マークの付いたタグがついているの知っていますか?
そのマークをまずは確認してみてください。
「手洗い」「洗濯機洗い」などの記号がついていれば自宅でお洗濯OK。
お洗濯マークのついていない浴衣の場合は素材を確認してみてください。
素材が「木綿」「麻」「化繊」であれば自宅でお洗濯OKです。
絹などが使われているものや、絞りが入っているものは自宅でのお洗濯はちょっと危険なのでクリーニング屋さんにお任せしてください。
もし素材も確認できない場合は購入店に問い合わせると教えてくれますよ。
 

色落ちチェック

素材を確認したら「色落ち」チェックをしましょう。
方法はごく簡単。
浴衣の目立たない場所に洗剤を少しだけつけてみてください。
洗剤がしみ込んだ後、タオルで少しこするだけ。
タオルに色がついたら危険サイン。
この場合はクリーニング屋さんにお任せしたほうが安全です。

自宅での浴衣の洗い方とは?

まずはシミや泥汚れなどを確認してみてください。
ファンデーションや泥はね汚れなどは通常のお洗濯だけでは落とせません。
部分汚れ用洗剤などをつけて予洗いしてあげましょう。

部分汚れをしっかり落としたら
①洗濯機ドライコースであらう
②手洗い
のどちらでもお洗濯可能です。

洗濯機でお洗濯するときの注意点は、「袖だたみ」をした浴衣を「ネット」に入れること。
しっかりとたたんでから洗えば型崩れを防止できます。

 

浴衣の干し方

浴衣は干し方によっても型崩れしてしまったり、色あせしてしまう場合があります。
型崩れや色褪せを防ぐポイントは
①陰干し
②着物ハンガーを使ったり、物干しざおに袖ごと通してまっすぐに干す
の2つです。

室内に干してあげても大丈夫ですが、型崩れさせないためにはスペースが必要になるので工夫が必要になるかもしれません。
 

浴衣のたたみ方、収納・保管方法のポイント

浴衣のお洗濯が終わったら正しい方法で収納することが大切です。
せっかくきれいにお洗濯できても、間違った方法で収納してしまうと努力が水の泡に!なんてことになりかねません。
収納のポイントは
①収納する場所
②たたみ方
③たとう紙
の3つです。

それぞれのポイントについて確認してみましょう。

収納する場所

まず、一つ目のポイントの収納する場所について
これは和ダンスがベストです。
でも和ダンスがないお家も多いですよね。
そんな時には「専用保存袋」が発売されていますのでご安心ください。
専用保存袋には湿気や虫を防ぐ効果があり浴衣の風通しなどをする必要がないのでとっても便利なんですよ

たたみ方

次に二つ目のポイントのたたみ方。
お洗濯の時の袖たたみではなく「本だたみ」という浴衣の形をキレイに保てる方法でたたんで上げてください。
最初は少し難しくかんじるかもしれませんが、数回練習すればだれでもできるのでご安心を。
購入店に相談するとだいたい教えてくれますので直接相談してみてもいいかもしれませんね。

たとう紙

最後に三つ目のポイントのたとう紙について。
浴衣を購入した時にもこの「たとう紙」に入っていることが多いです。
たとう紙は和紙でできていて、湿気をふせぐ効果も。
また一度畳んだ着物をタンスから出すときもたとう紙にしっかり入っていると取り出しやすいんです。
浴衣を買った後、たとう紙をうっかり捨てちゃった人もご安心ください。
ホームセンターなどでも手に入れられますよ。

浴衣は着るたびにお洗濯をすることがない代わりに、年に一度しっかりとメンテナンスしてあげることが大切です。
お気に入りの浴衣を大切に長く楽しんでくださいね。

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